【重要】田舎に強いポケットWiFi選び方5つのポイント&検証結果レポート

田舎でもサクサク繋がるポケットWiFiはどの回線でしょうか?
今回は田舎で利用するポケットWiFiの選び方を解説。また実際に様々な地方に行き検証も行いました。
最後まで読めば田舎や山間部に強いポケットWiFiのすべてが分かります。

田舎で使うポケットWiFiを選ぶ重要ポイントは6つある

田舎や離島でポケットWiFiを選び方の重要ポイントは以下の6つです。

1、【通信方式】WiMAXか携帯キャリアのLTEか?

ポケットWiFiには大別して2つの通信方式があります。
WiMAXと携帯キャリアの使うLTE回線です。
どちらが田舎に強いか表にしてみました。

主要回線特徴
WiMAX田舎にいくと圏外の場合もある
docomo(LTE)対応地域が広い
田舎にも強い
au(LTE)対応地域が広い
田舎にも強い
ソフトバンク、ワイモバイル(LTE)対応地域が広い
田舎にも強い
楽天モバイル(LTE)対応地域がまだ狭い 田舎に弱い

田舎に強い通信システムは、大手携帯キャリアのLTE回線、つまりドコモ、au、ソフトバンクです。
(ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドなので、ソフトバンクと対応エリアは同じ)
新規参入の楽天モバイルは低料金で無制限で使える楽天エリアが狭いのがネック。
補助としてau回線が使えますがauエリアでは5GBが上限になります。

ドコモ、au、ソフトバンクのキャリア回線の最大の問題点は田舎には強いが高額な上に上限が少ないのがネックです。
この弱点を解決するのが後述するクラウドSIMを使ったポケットWiFi。
クラウドSIMのポケットWiFiは最新技術で最適な大手キャリア回線とつながります。

クラウドSIMを使ったポケットWiFiは、三大キャリアすべてと契約しているの為、その時々で最適な回線と接続します。
クラウドSIMは田舎や山間部に強いキャリア回線を使う上に月額3000円台と低料金なのが魅力です。

2、対応エリアチェックの落とし穴!

田舎やでポケットWiFiを使用するなら対応エリアのチェックが重要です。

エリアチェックの最大の注意点は自宅だけでなく、ポケットWiFiを使うと予想される場所のエリアもチェックする事です。
会社やキャンプやレジャーでよく行く田舎も圏外でないか確認しておきましょう。

実家がある方は実家はもちろんその周辺の行動範囲も電波エリア内か確認する事が大切です。

3、速度制限にかかる容量は必ずチェック!

ポケットWiFiの速度制限は2種類あります。

  1. 月の上限ギガ数に達した際の速度制限
  2. 短期間に大量通信した際の速度制限

表にすると以下の通りです。

通信方式月のギガ数上限短期的な制限
WiMAXなしあり
(3日で10GB)
クラウドSIM
docomo、au、ソフトバンク

ありなし

WiMAXは月のギガ数の上限がなく無制限で使えますが、短期集中で大量通信をする(3日で10GB以上)と翌日の18時頃~翌2時ごろまで速度制限がかかります。
速度制限は一時的なもので時間が過ぎると解除になるますが、休日などにまとめて使う方には不向きと言えます。

他方で、キャリアのLTEを使うクラウドSIMには会社によりますが、月に100GB程度の大量通信を行うと制限がかかるのが一般的です。
その分、短期的に大量通信しても制限はかからないので、短期的にまとめて使いたい方にもおすすめです。
ちなみに100GBというのはHuluの中画質だと約200時間分なのでこれで十分な方も多いでしょう。

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4、通信速度はどれくらいか?

ポケットWiFiの通信速度はWiMAXが圧勝です。

特にSpeed Wi-Fi NEXT W06という機種は最速で1.2Gbpsと光回線に迫ります。
ただし、この速度は、東京都をはじめとした一部のエリアのみ。
残念ながら田舎では厳しいものがあります。
更にauの電波も束ねて高速にするシステムを使った場合で無制限では使えません。
更にダメ押しすると、ポケットWiFiとデバイスをUSB接続した場合ですから、率直に言って田舎ではこんな速度は出ません。

実際の速度について興味のある方は以下の記事を参考にしてください。

参考WiMAX実測アンケートで分かった接続速度の真相

このアンケートでの平均の通信速度は23.7Mbpsでした。
遅いと思うかも知れませんが、このくらいの速度が出れば田舎でも快適にネットを楽しめます。

他方でキャリア回線を使うクラウドSIMの場合、最速で150Mbps
実測でもWiMAXと大差がない速度が出ると考えて良いでしょう。

ネット回線速度の快適性

※あくまで目安

10Mbps以上出れば動画も快適です。
(たとえばHuluをパソコンで観るには6Mbps以上あれば十分です)

参考Hulu を見るには、どれくらいの速度が必要ですか?(Hulu公式サイト)

5、初期契約解除制度の確認

初期契約解除制度とは違約金などなくポケットWiFiをキャンセルできる制度です。
契約して端末が届いても、圏外で使えなかったら大きな損害ですから必ず知っておきましょう。
特に田舎の場合はエリア内とエリア外の境目の場合もあるので初期契約解除制度は重要です。

様々なポケットWiFi

ポケットWiFiが届いたら、すぐ接続して自宅で繋がるかどうかチェックしましょう。
更に、ご自身の行動範囲でも使ってみて圏外にならないか確認する事が重要です。

エリアマップで圏内でも実際は誤差で圏外という事もあり得るので初期解約の条件は大切です。
「初期契約解除制度」は法律で8日と決まっています。

契約書面の受領日を初日とする8日間が経過するまで、利用者の都合により契約を解除できます(初期契約解除制度)

参考:電気通信事業分野における消費者保護施策

8日以内なら違約金なしで契約が解除できるのです。
更にお試し期間を多く設けているサービスもあります。

【GMOとくとBBのWiMAXの場合】

GMOとくとくBBの場合は、20日以内ならキャンセル可能です。

ただし、条件として、エリアチエックで〇が出ているのに満足な通信ができない場合のみです。
キャンセルはGMOとくとくBBに電話するだけでOKです。

【トピック】周波数について

ポケットWiFiには周波数があります。
サクサク繋がる都市部ではそれほど問題にはなりませんが、通信がシビアになる田舎では周波数も大切なポイントです。

  • WiMAX-2.4GHz、5GHz
  • LTE(ドコモ、au、ソフトバンク)-700MHz~3.5GHz

LTEが帯域が広く、WiMAXは高帯域なのが分かります。
一般的に周波数が低いと建物や障害物に強く、建物の中でも繋がりやすいです。
その分、速度は高い周波数と比べると期待できません。
周波数が高いと高速通信に向いていますが、建物や障害物に弱いのが特徴です。

もちろん、WiMAXが建物内で繋がらないという事ではなく、あくまで「繋がりにくい場合がある」という事です。

6、ポケットWiFiの月額料金を比較する!

「田舎に強いポケットWiFiを選ぶポイント」の最後の項目が月額料金です。
田舎でWiFiを使うなら重要な順に、

エリア>容量>通信速度>キャンセル条件>月額料金

となります。
月額料金は相場が決まっており、おおよそ3000円台で様々な業者がしのぎを削っています。
長期契約(最大3年)になるほど安くなる傾向があり、契約期間が短いと割高です。

【主要接続業者の月額料金】

月額実質料金(税込)
※目安
月間容量上限実質端末代
(税込)
■WiMAX回線
GMOとくとくBB3812円無制限無料
Broad WiMAX 3931無制限無料
BIGLOBE WiMAX4378無制限4120
UQ WiMAX4818無制限※月賦を月額に上乗せ
au4721無制限22000円
■クラウドSIM

ゼウスWiFi

【20GB】
2178円
【40GB】
2948円
【100GB】
3759円
20GB~100GB無料レンタル
クラウドWiFi東京3759100GB無料レンタル
■携帯キャリア
ドコモ7315無制限68904
ソフトバンク528050GB27000
ワイモバイル5118無制限※月賦を月額に上乗せ

※実質料金はキャンペーンによって変動します。あくまで目安として考えてください。

1、WiMAXはプロバイダ間の価格競争が熾烈

まずWiMAXの安さが目につきます。
WiMAXを運営しているのはUQコミュニケーションズ。
auのグループ会社ですので、auもWiMAX回線のポケットWiFiを出しています。

しかし、大元のUQやauよりも、各プロバイダの方が月額も端末代も圧倒的に安いのでWiMAXはプロバイダ経由で契約しましょう。

2、LTE回線は携帯キャリアよりクラウドSIM

携帯キャリアの回線は比較にならない程高いです。
しかし、各携帯キャリアを契約し、その時々で最適なキャリア回線を使うクラウドSIMのポケットWiFiなら月額3000円台で、端末も無料でレンタルしてくれます。
キャリア回線は前述のとおり、田舎に強いのでクラウドSIMもおすすめです。

【結論】田舎での利用におすすめのポケットWiFi3選

これらの事から、田舎、山間部、更には離島の方におすすめのポケットWiFiをピックアップしました。

1、GMOとくとくBBのWiMAX

※キャッシュバック額は月ごとに変動

UQ WiMAXよりも安く月額実質3812円(キャッシュバック額により変動)で使い放題なのがGMOとくとくBBの魅力。

GMOとくとくBB公式サイト

田舎でも繋がる所が多い上に格安。
auの系列のため、auのLTEを7ギガまでを上限に無料で使えます。
ポケットWiFi端末は無料。
運営しているのが東証一部上場のGMOインターネット株式会社なので安心感もあります。
注意点としては、3日で10G以上使うと、翌日の夕方から深夜にかけて一時的に速度制限にかかる事。
速度制限後の速度が1Mbpsとそれ程遅くない(SNSやメールは可能)です。
最短即日発送。

2、ゼウスWiFi

田舎で強いポケットWiFiは、携帯のキャリアです。
携帯キャリアそのものでは高額になりますが、携帯キャリアと提携しているクラウドSIMならリーズナブルです。
「ゼウスWiFi」はクラウドSIMを採用し、ソフトバンク、au、ドコモから、その場所で最適なものを選んで接続するため田舎に強いです。
20GB: 2178円、40GB:2948円、100GB:3759円とプランが選べるのも魅力。
特に20GB、40GBプランはライトユーザーを中心に大人気です。

ゼウスWiFi公式サイト

月に100GBの上限がある代わりに、3日で10GBの短期集中的な上限はありません。
そのためテレワークなど大量の通信を行う方にもおすすすめです。最短即日発送。

参考【ゼウスWiFiの評判】使用レポート&口コミまとめ・他社比較

3、1年契約の手軽さが魅力「BIGLOBE WiMAX」

BIGLOBE WiMAXは1年契約でやめやすさが魅力。
無制限で使えて月額4378です。

BIGLOBE WiMAX公式サイト

やめやすさが魅力と言うも変ですが、長期契約だと解約月以外だと違約金がかかる場合が多いのです。

契約年数解約金
(税込)
解約月
BIGLOBE WiMAX1年1100円1年経過以降
GMOとくとくBB
3年【1年目】
20900円
【2年目】
15400円
【3年目以降】
10450円
【更新月】
0円
37ヵ月後
73ヵ月後

安さと解約金の高さはトレードオフの関係と考えてください。
長期契約で解約金が高い=やめにくいと月額料金は安くなり、その逆だと高めになります。

BIGLOBEの違約金は1100円ですから、仮に1年の途中でやめても経済的ダメージはほぼ無いです。
しかも、1年経過後はいつやめても解約金はかかりません。
対してGMOとくとくBBは3年契約で解約月が決まっており、それ以外だと解約金は高額です。

月額はGMOとくとくBBの方が安いのですが、細かい事が苦手な方はBIGLOBEにしておいた方が気軽です。

様々な田舎でポケットWiFiを実際に使ってみた結果!

WiMAXのポケットWiFiは田舎でも使えるのか?
実際に四国地方の旅行で使用し速度を測定しました。

1、厳島神社

使用したのはWiMAXのSpeed Wi-Fi NEXT W05というポケットWiFi。

地図で見るとエリア内である事が分かります。

実際に計測してみると38Mbpsの高速が出ました。

かなりの田舎でも高速が出る事が分かります。

2、徳島県神山町

バス停もすかすかなので田舎町といっていいでしょう。
しかし徳島は通信インフラが充実しているためサテライトオフィスが多い場所でもあります。
WiMAXの地図でもエリア内。
速度は、60Mbpsと厳島神社の倍です。

かなり田舎の方まで通信インフラが充実しているのが分かります。

3、香川の金刀比羅宮

こちらはエリア外であえて測定しました。

※2018年当時。現在はエリア内。

WiMAXの場合、エリア外ではau4GLTEが月7GB上限で使えます。
au4GLTEをオンにして測定すると、14Mbps。

高速ではありませんが、日常使いには特に問題ない速度が出ました。


四国の例を出しましたが、このように田舎ではエリア外の所もまだあります。

山間部・離島などで利用するのにおすすめのポケットWiFiは?

登山やレジャー等で山奥や離島でポケットWiFiを利用する方も増えています。
エリアチェックの項目に書いた通り、こういった田舎では、WiMAXよりドコモ、au、ソフトバンクといったLTEが圧倒的に強いです。

山奥や離島で使う機会が多いのなら、大手キャリア3回線のエリアを使えるクラウドSIMがおすすめです。

WiMAXはグループ会社のauのLTE回線を7GB上限で使えますがあくまで補助的なもの。

カバーできない田舎エリアをauのLTEで補っていると言えます。
WiMAXについてくるau回線はエリアが広いので田舎に行く時に使うのもありです。

田舎のポケットWiFiが遅い場合の改善方法

田舎にお住まいの方でポケットWiFiの速度が遅いと感じる場合、次の方法を試してみましょう。

1、置く場所を変えてみる

特にWiMAXは奥まった部屋が苦手です。
ポケットWiFiを窓際に置くなどしてみると遅さが解消される可能性ありです。

2、クレードルを活用

Speed Wi-Fi NEXT WX06

ポケットWiFiの機種によってはクレードルを使って電波の入りをよくする事が可能です。
(写真だと白い土台部分がクレードルです)

3、有線接続する

あまりに速度が遅いならポケットWiFiとデバイスの間をWiFi接続ではなく、有線で接続してみましょう。
有線接続をそのままできる機種もありますが、クレードルが必要になる場合もあります。

【動画解説】田舎で使うポケットWiFi選びで損しない為の5つのポイント!

田舎に強いポケットWiFiの選び方はこちらの動画でも解説しています。

まとめ

田舎でおすすめのポケットWiFiを紹介してきました。
田舎にお住まいの方への当サイトのおすすめは、

  1. WiMAX回線のGMOとくとくBB
  2. ソフトバンク、au、ドコモ回線を使うクラウドSIMのクラウドWiFi東京

です。
どちらも税込で月額3000円~4000円台と低料金なのが魅力。

田舎でポケットWiFiを持つならまずはエリアのチェックが重要です。
自宅だけでなく、ご自身の行動範囲のエリアもチェックです。

また、契約した後、万が一電波が通じない場合は、初期契約解除制度を積極的に利用しましょう。

  • この記事を書いた人
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ネット回線の学校編集部・ゆういち

元ビジネス書出版社のWEB担当。徹底検証がモットー。 検証のためにWiMAX2台、クラウドSIM3台、楽天モバイルのデバイス2台(スマホとポケットWiFi)、ソフトバンクエアーと8台同時契約している事もあり。 ネット回線・スマホ・ポケットWiFi等の記事を取材、発信。

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