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Speed Wi-Fi NEXT WX06の特徴

Speed Wi-Fi NEXT WX06はつながりやすさが売り

■Speed Wi-Fi NEXT WX06

2020年1月、UQコミュニケーションズから新製品Speed Wi-Fi NEXT WX06が発売されました。
NECプラットフォームズ株式会社製です。
ここのところHuaweiにやや押されている感のあった同社ですが、満を持して投入したこの機種で一気に巻き返しを図ってきたようです。

Speed Wi-Fi NEXT WX06の魅力はユーザーの使い勝手の改善を重視し、つながりやすさにも配慮した点。
初心者にとってはもちろん、ポケットWiFi利用経験のあるユーザーにとってもかなり優れた機種であるといえます。

Speed Wi-Fi NEXT WX06のおすすめポイントは?

バンドステアリング

参考:UQ WiMAX公式サイト

Speed Wi-Fi NEXT WX06の最大のおすすめポイントは、ユーザーの使用する機器とのつながりやすさに配慮したバンドステアリングという機能が搭載されていることです。

バンド(=周波数)のステアリング(=舵取り)を行うことから名づけられた機能ですが、周囲の電波環境を判断して、接続する機器に応じて自動でLANの周波数を割り当てる役割を持ちます。

一般的に、ポケットWiFiとユーザー利用機器との間の接続は、2.4GHzと5GHzという2種類の周波数を用いて行われます。

この2種類の周波数の違いについては過去記事「ポケットWiFiの無線LAN接続設定は2.4GHzと5GHz、どちらがよいの?」を参照していただければわかりますが、簡単に言うと以下のような違いがあります。

◇2.4GHz

  1. 対応機器が多い
  2. 障害物に強い
  3. 遠くまで届く
  4. 家電製品との干渉により不安定になることがある

◇5GHz

  1. 安定した通信が可能となる
  2. 障害物に弱く遠くまで届かない
  3. 古い機器だと対応していない

このような違いがあるため、ユーザーは自身の利用環境にあわせて、手動にてどちらかを選択する必要がありました。

最近のポケットWiFiは2.4GHzと5GHzのどちらにも対応していますが、利用時はどちらか一方を選択する必要があります。
具体的にはポケットWiFiのLAN設定を都度切り替えて接続するというやり方です。

ところが、Speed Wi-Fi NEXT WX06はその設定を自動で行い、かつ両方の周波数を同時に利用することができるようになっているのです。

具体的にイメージしてみましょう。

スマートフォンやノートパソコンなど持ち運ぶものについては、近くにある時は5GHz、遠くに移動したら2.4GHzに自動で変更されます。
ポケットWiFiの設定を手動で変更する必要はありません。

同時にPS4やFireTVなどの動かさない機器は常時5GHzで接続し続けます。

参考PS4とポケットWiFi

これらの設定変更をすべて自動で行う機能がバンドステアリングであり、ユーザーに意識させず最適な通信環境を実現する、まさに「つながりやすさ」にフォーカスした機種であることがうかがえます。

他にもあるSpeed Wi-Fi NEXT WX06の長所

■イメージ

Speed Wi-Fi NEXT WX06のもう一つの特長は、ユーザーの手間を軽減する便利機能「WiFi QRコード」です。

これまで、スマートフォンとポケットWiFiを接続する際は、スマートフォンの設定画面から該当のWiFiを選択しパスワードを手入力という極めてアナログな方法しかありませんでした。

このSpeed Wi-Fi NEXT WX06は、ディスプレイ上にQRコードを表示させることができ、スマートフォンでそのQRコードを読み取るだけで設定が完了してしまうというものです。

ユーザー自身のスマートフォンだけでなく、家族のスマートフォンも複数台接続したいという場合などには非常に便利です。

また、別売りのクレードルを使用するとより遠く強く電波を飛ばせる(=通信エリアが広がる)ことが出来ます。同時接続台数も16台に増加しているため、これまでよりも多くの機器をより簡単につなげることが出来るようになりました。

■Speed Wi-Fi NEXT WX06

Speed Wi-Fi NEXT WX06と他モデルとのスペック比較

では、Speed Wi-Fi NEXT WX06と他のWiMAXポケットWiFiのスペックを比較してみましょう。
比較対象とするのは、ひとつ前のモデルとなるSpeed Wi-Fi NEXT WX05、そして現行モデルであり、Speed Wi-Fi NEXT WX06の強力なライバルとなるであろう、Speed Wi-Fi NEXT W06をピックアップしてみました。

WX06 WX05 W06
サイズ 約111×62×13.3mm 約111×62×13.3mm 約128×64×11.9mm
重さ 約127g 約128g 約125g
バッテリー容量 3,200mAh 3,200mAh 3,000mAh
通信速度 下り最大440Mbps
上り最大75Mbps
下り最大440Mbps
上り最大75Mbps
下り最大1237Mbps
上り最大75Mbps
同時接続台数 16台 10台 16台

3機種ともサイズ感や重さはほぼ変わりません。
あえて言うならSpeed Wi-Fi NEXT W06のデザインがやや丸みを帯びているため、その分他機種よりもコンパクトに感じるといった程度でしょう。

バッテリー容量は3,200mAhと前モデルのWX05と同等です。
W06よりも若干多いため、その分通信時間にアドバンテージがあるでしょう。

通信速度はW06の圧勝ですが、ギガ超えのスペックを思う存分活かせる環境はほとんどありません。

というのも、ギガ超えを実現するためには「ハイスピードプラスエリアモード」と「ハイパフォーマンスモード」に設定し、なおかつ東京都、埼玉県、愛知県、大阪府の一部エリアでUSB接続による通信を行う必要があるからです。

つまり、非常に限られた条件下でしかW06のスペックを最大限に発揮することができず、その他の多くの使用環境下におけるWX06との速度の違いはほぼないといっていいでしょう。

Speed Wi-Fi NEXT W06はスペック的な速度が遅い分、同時接続台数が多くなっており、10台以上の機器を使う大家族の自宅利用でも問題ないといえます。

参考自宅WiFiでおすすめは?

このように、Speed Wi-Fi NEXT WX06は、速度以外の部分においてWX05とW06の「いいとこどり」をしている端末であることがわかります。

かなりおすすめ度の高いSpeed Wi-Fi NEXT WX06

Speed Wi-Fi NEXT WX06は、ギガ超えが相次ぎ加熱する通信速度戦争に一石を投じる、ユーザーの使い勝手向上にフォーカスして開発されたポケットWiFiです。

各WiMAXプロバイダも積極的にプロモーションを行っており、GMOとくとくBBは高額キャッシュバックキャンペーンを行うことを発表しています。
同様にBroadWiMAXも端末代0円キャンペーンを行っており、Speed Wi-Fi NEXT WX06の購入も対象となっています。

いずれも端末代が発生しないため、初期費用3,000円のみで最新モデルが購入できるチャンスです。

まとめ

新しいSpeed Wi-Fi NEXT WX06は、通信速度こそそこまで速くないもののユーザーの使い勝手を重視した初心者にも優しいポケットWiFiです。

これまでのポケットWiFiには無い便利な機能をいくつも搭載しており、つながりやすさを重視しているためいろいろなシチュエーションで使えることでしょう。

Speed Wi-Fi NEXT WX06は新規契約だけでなく、旧端末からの乗り換えも促しそうなおすすめ端末です。

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h.katsura

h.katsura

福岡出身のフリーライター。就職を機に上京し人材コンサルタントや外資系ITベンチャー企業に勤務。 20年余の東京生活にピリオドを打ち2015年に福岡へUターンしフリーライターとして活動開始。

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