ソフトバンクエアー(Softbank Air)の特徴を徹底検証

ソフトバンクエアー(Softbank Air)はコンセントにさすだけで使える

一般的に、自宅用のインターネット回線として真っ先に候補に挙がるのは、古くはADSL、現在ではフレッツ光などの固定光回線ではないでしょうか。

しかし、光回線は高速データ通信が可能というメリットがある反面、工事費が高い、開通までの期間が長いといったデメリットも存在します。

そこで近年脚光を浴びているのが低コストかつ工事不要で使えるモバイルルーターや自宅据え置き型ルーターです。
特に据え置き型ルーターは各社デザイン性に優れたモデルを投入し、契約数を伸ばしつつあります。

今回はその中の一つ、Softbankが発売している自宅用据え置き型ルーター「ソフトバンクエアー」にスポットを当て、スペックや通信コストなどについて解説いたします。

ソフトバンクエアー(Softbank Air)のスペックと契約プラン

■Airターミナル

ソフトバンクエアーは、「使い放題、カンタン置くだけ」をキャッチコピーとして掲げ、2015年10月から提供されているサービスです。

当初は下り最大261Mbpsであった速度ですが、通信インフラの高速化に伴い現在では下り最大350Mbpsに向上しています。(一部地域のみ、ベストエフォート)

また、ソフトバンクエアーを利用する際に必要となるのは「Airターミナル」と呼ばれる端末です。

Airターミナルは部屋においた際に他のインテリアの邪魔をしないよう白を基調としたデザインとなっており、サイズも比較的コンパクトに仕上がっています。

では、Airターミナルのスペックを見てみましょう。
ちなみにAirターミナルも年々マイナーチェンジされており、現行機種は通称Airターミナル3と呼ばれています。

サイズ 約 208x95x95mm
重さ 本体:約550g
ACアダプタ:約197g
通信方式 4G方式:AXGP(2.5GHz)、TDD-LTE (3.5GHz)
4G LTE方式:FDD-LTE (2.1GHz)
通信速度(ベストエフォート) 下り/最大350Mbps 上り/明記なし
同時接続数 64台
LAN環境 IEEE 802.11a/b/g/n/ac 最大866Mbps

目立つのは同時接続数の多さ
モバイルルーターの場合は10台程度、競合となるWiMAX HOME 01でも22台であるのに対し、Softbank AirのAirターミナルは64台と圧倒的。

教室やネットカフェなど、不特定多数が利用するようなシチュエーションでも問題なく利用可能です。

少し気になるのはデータ通信速度の上りについて明記されていない点。
公式ホームページやパンフレットを何度も見ましたが、この点について明記している箇所を見つけることができませんでした。
ユーザー側の立場で考えるとやや不安を感じるポイントです。

ソフトバンクエアー(Softbank Air)とWiMAX、光回線の比較

さて、ソフトバンクエアーの比較対象となるのはWiMAXと光回線です。

そこで、これら3つのサービスについてそれぞれコストや速度を比較してみました。
(光回線は「NTTフレッツ光」の想定です)

ソフトバンクエアー WiMAX 光回線
初期費用
工事費 ×
開通までの期間 ×
通信の安定性
通信速度
月額料金
引越時の手間 ×
解約時の違約金

それぞれについて簡単に解説していきます。

◇初期費用

ソフトバンクエアーとWiMAXは3000円、フレッツ光は800円と、初期費用はそれほど高くありません。どれを選んでも大差ないといえます。

◇工事費

大きく差がつくのが工事費。
光回線は20,000円~40,000円程度の工事費が発生することが多く、また工事の日は必ず在宅していなければならないなどの制約があります。

対するソフトバンクエアーとWiMAXは工事不要で利用可能であるため安心です。

◇開通までの期間

ソフトバンクエアーとWiMAXは契約後、機器が到着次第すぐに設定して利用可能となります。

特にソフトバンクエアーはショップに在庫があれば持ち帰りその日のうちに利用可能となるため最速で開通できるサービスです。
一方の光回線は契約から工事まで1週間以上は待たされることもあります。

◇通信の安定性

ソフトバンクエアーとWiMAXの場合は無線通信ということもあり、自宅環境によっては通信できないこともあります。
無線方式であるため致し方ない部分ですが、契約時にお試し利用ができたりクーリングオフも可能であったりするため、リスクはほとんどありません。

一方の光回線の安定度は言うまでもありません。
常時接続で寸断を嫌うeスポーツプレイヤーなどが光回線+有線LANを好んで使うのはこのためです。

◇通信速度

ソフトバンクエアーは電波の範囲内に設置すれば、日常的な利用シーンでは全く問題ない速度で利用可能です。

各キャリアのスマホのネット回線の速度(実効速度)を以下に挙げてみましょう。

  • ドコモ           140〜237Mbps
  • au(Android端末の場合) 71~140Mbps
  • SoftBank 4G LTE       72 ~125Mbps

ソフトバンクエアーはベストエフォートで下り最大350Mbps。
単純に比較はできませんが、スマホの回線が特に遅いと感じないなら問題はないでしょう。

ソフトバンクエアーは光回線と競合するため、光回線の速度を期待する方が多いようです。
光にはもちろんかないません

しかし、ソフトバンクエアーは低料金、工事無しで日常に使うには十分な速度がでるのが魅力です。

◇引越時の手間

ソフトバンクエアーの場合は、使用箇所を登録しているため転居時は転居先の住所へ変更を申請する必要があります。仮に申請せずに転居した場合は通信不可となります。

WiMAXの場合は特に必要ありません。(ユーザー登録情報の変更は必要です)

光回線の場合は非常に煩雑です。
NTT東西をまたぐと料金も変わってきますし、転居先での工事も必要となるためスケジュール調整しなければなりません。

あわせて、旧住所の原状回復工事が必要になる場合もあります。

◇解約時の違約金

WiMAXは縛り期間(2年~3年)に注意すれば多額の違約金が発生することはありません。

光回線も契約プランによっては多少の違約金が発生することがありますが、数千円レベルです。

一方のソフトバンクエアーも数千円の違約金がありますが、解約に際し若干の注意が必要です。
その理由は後述します。

ソフトバンクエアー(Softbank Air)の料金と契約する際に注意すべきこと

では、実際にソフトバンクエアーを契約するとしたら初期費用や月額費用はいくらになるのか、そして他に注意すべき点はないのかなどについて解説いたします。

ソフトバンクエアーの契約を検討していたので、見積もりを出してもらいました。
※金額はすべて税込み

まず初期費用は3240円
初月の通信料と一緒に請求されます。

毎月の通信料は5,270円。これにキャンペーンの「はじめようSoftbank Air割」が適用され、毎月1166円が値引きされます。
従って実質4104円が毎月の通信料ということになります。

ただし、ここで注意しなければならないポイントが3つあります。

◇「はじめようSoftbank Air割」の適用は24か月

毎月1166円値引きされるこのキャンペーンは24か月目までの期間限定です。
25か月目からはキャンペーン適用が無くなるため、月額が5270円となります。

◇Airターミナル端末代は分割払い

明細を見るとわかる通り、Airターミナル端末代は毎月分割で支払い、その分を月月割として値引くようになっています。
いわゆる実質0円という仕組みです。
注意しなければならないのは分割回数が36回であるということ。

ソフトバンクエアーを契約してから35か月以内に解約すると、Airターミナル端末代の残債を一括で支払わなければならないということです。
従って、仮にソフトバンクエアーを25か月目で解約した場合、残りの19440円が一括請求されるということになるのです。
※ソフトバンクのスマートフォンなどと合算されている場合は分割払い継続可

◇ソフトバンクエアーの解約月

ソフトバンクエアーは最低契約期間が24か月、いわゆる2年縛りです。

スマートフォンの場合は解約違約金の発生しない月が25か月目と26か月目の2か月間設定されており、2019年3月からはこれが3か月間に延長されることになっています。

しかし、ソフトバンクエアーはスマートフォンとは異なり25か月目だけです。25か月目を過ぎると再び2年縛りとなり、次に解約違約金が発生しないのは49か月目です。

なお、25か月目でソフトバンクエアーを解約すると違約金は発生しませんが前述の通りAirターミナル端末代金の残債が発生します。

それを嫌ってさらに2年契約するとこれまた前述の通りキャンペーン適用外となり月額料金が5270円に上がります。
どちらが良いか、25か月目には大いに悩むことになるでしょう。

ソフトバンクエアー(Softbank Air)を契約するならYahoo!BBがベスト!

このようにソフトバンクショップでソフトバンクエアーを契約するとやや割高感は否めません。

おすすめなのがYahoo!BBでオンライン契約を行うこと。

同じソフトバンクグループのYahoo!BBでも「かんたんwi-fi」というサービス名でSoftbank Airを取り扱っており、多額のキャッシュバックキャンペーンも開催しています。

キャンペーンの内容ですが、

  • 申込月を含む3か月目の末までに開通及び口座支払い登録すること
  • 3か月以上利用継続していること

などを条件に、合計35,000円分のキャッシュバックを受けることができるというもの。
(※キャンペーンは終了になっている可能性があります。公式サイトでご確認ください)

契約縛り、違約金の額などは前述したソフトバンクショップでの契約と変わりませんが、キャッシュバックがある分お得にサービスを利用することが可能です。
その差を表にして比較してみます。

Yahoo!BB ショップ 備考
月額料金(基本料) 4,880円 5,270円
Airターミナル分割金 1,620円 1,620円 36回分割
月々割 ▲1,620円 ▲1,620円 36か月目まで
はじめようSoftBank Air割 ▲1,080円 ▲1,166円 24か月目まで
月額合計 3,800円 4,104円 24か月目まで
25か月目からは「はじめようSoftBank Air割」適用外となるためその分が割増しとなります
キャッシュバック ▲35,000円 0円
実質月額 2,342円 4,104円 キャッシュバック額を24分割して月額換算

このように、Yahoo!BBのサイトから契約するとかなりお得であることがわかります。

なお、35,000円キャッシュバックキャンペーンは申込期間が設定されているため、契約時には適用対象か否か公式サイトで確認してください。

まとめ

コンセントにさすだけで使えソフトバンクエアーは非常に便利なサービスです。

近くのSoftbankショップに端末の在庫があれば、契約したその日に持ち帰り利用を開始することも可能です。通信エリアもソフトバンクの4Gエリアと同一であるため、市街地であれば問題なく利用できるでしょう。
またYahoo!BB経由での申し込みはかなりお得です。
利便性の高いソフトバンクエアーを申し込むならお得なキャッシュバックキャンペーン期間中を狙ってみましょう。

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