Pocket WiFi 601ZTの特徴

グッドデザイン賞を受賞した女子に人気のポケットwifi

かわいらしいデザインが目を惹くPocket WiFi 601ZT。

2017年8月10日の発売日以降、女性ユーザーを中心に多くの人気を集めています。

その特徴は何といってもカラフルなカラーバリエーションと丸みを帯びたルーターとは思えないデザイン性の高さ。
化粧品のコンパクトケースと見間違っても不思議ではないくらいかわいらしいと評判です。
女性のハンドバッグに入っていても違和感のないデザインであるため特に女性ユーザーからの評価が高く、2017年のグッドデザイン賞を受賞するなど話題のルーターとなっています。

もちろん、デザイン性の高さだけで売れているわけではありません。ルーターとして必要最低限の機能を保持した実用的なスペック。
インターフェイスもユニークかつユーザーフレンドリーです。

そこで今回はこの人気ルーターPocket WiFi 601ZTについて、その性能や特徴、加入できる料金プランなどを解説いたします。

Pocket WiFi 601ZTの取扱いはY!mobileだけ!

■Y!mobile公式サイト

このPocket WiFi 601ZTですが、現在国内で販売されているのはY!mobileの店頭もしくはネットショップのみです。

NTTdocomoなどの他社キャリアはもちろんのこと、Y!mobileの親ブランドであるソフトバンクでも取り扱っていません。ヨドバシカメラなどの量販店店頭においても、Y!mobileとのセット販売のみ受け付けている状態です。

従って、Pocket WiFi 601ZTを入手しようと思えば必然的にY!mobileと契約せざるを得ないことになりますね。
発売開始が2017年8月であるためまだ中古市場にも出回っておらず、Y!mobile回線契約と合わせて新品を購入するしか方法はないでしょう。

>>Y!mobile公式サイト

Pocket WiFi 601ZTのメインターゲットは若い女性

見た目の通り、このPocket WiFi 601ZTがターゲットとしているのは女性です。
しかも比較的年齢層の低い女性になります。
仕事でバリバリ使うキャリアウーマンというよりも、自宅やカフェでまったりとネットを楽しむOLや主婦をターゲットにしているものと思われます。

他のモバイルルーターが総じて武骨で味気ないデザインであるのに対し、Pocket WiFi 601ZTはひときわ目を惹く約7センチ四方の丸みを帯びた形状。
そしてパステルカラー3色のバリエーションです。

メーカーはSIMフリースマホで有名なZTE

■ZTE Blade E02

Y!mobileのモバイルルーターには共通した型番ルールがあります。
型番末尾2文字が製造メーカーを表しており、末尾がZT=ZTE社製、末尾がHW=HUAWEI製です。このPocket WiFi 601ZTは末尾2文字ZTなので、ZTE社製となります。

ZTEといえば格安スマホ市場ではある程度のシェアを占める大手メーカー。BladeシリーズやAXONシリーズなど多くのスマートフォンを市場に投入しています。

HUAWEIと同じく中国に本社を置くメーカーであり、スマートフォン市場では第6位の規模となっています。
なお、ZTEのホームページを見てもPocket WiFi 601ZTの情報は載っていません。個別販売はせずにY!mobile1社独占提供を徹底しているのででしょう。

下り最大112.5Mbpsの通信速度を実現

さて、気になるのはPocket WiFi 601ZTの通信可能エリアとスペックです。

まず通信可能エリアですが、Y!mobile回線を利用しているためその人口カバー率は99%以上。国内ほぼすべての場所で利用できるといってもよいでしょう。

ただし、通信速度についてはあまり期待してはならないのがこのルーターの最大の弱点です。スペック的には下り最大112.5 Mbpsとなっており、この数字自体も決して早いとは言えないレベルです。ましてやこの最大速度というのはUSB接続時に限った場合。通常よく使われる無線LAN接続だと最大67Mbpsとなります。

一般的なブラウジング程度であれば問題ありませんが、動画などの大容量コンテンツを楽しむにはやや力不足であることは否めません。

ソフトバンクの最新テクノロジーMassive MIMO(いわゆる5G)はおろか、4Gの高速化技術である4×4 MIMOにすら対応していないのはやや「時代遅れモデル」と言われても仕方ないでしょう。

利用可能な料金プランは2種類

■Y!mobile公式サイト

Pocket WiFi 601ZTをY!mobileで契約するなら、現状2つの料金プランの中から選択することとなります。ただし、いずれの場合も端末代は別途発生します。

  • Pocket WiFiプラン2 ライト
    月間利用データ量が5GB、月額4,480円のプランです。
    ただし、3年契約の場合割引が適用され毎月2,480円とかなり利用しやすい料金となります。また、3日間で約10GB以上利用時には速度制限がかかります。
  • データプランS/L
    データプランSは月間1GB、データプランLが7GBを上限とする料金プランです。
    料金はそれぞれ3,980円(S)、5,696円(L)となりますが、3年契約だと1,980円(S)、3,696円(L)となります。同様に3日間で約10GB以上利用時には速度制限がかかります。

他機種とのスペック比較

では、このPocket WiFi 601ZTについて、ほぼ同じ料金プランで利用可能な他のルーターとスペックを比べてみたいと思います。
今回比較するのはPocket WiFi 601ZT と同じY!mobileで契約できるPocket WiFi 603HW、そして同じく昨年発売されたNTTdocomoのWi-Fi STATION N-01Jです。

【スペック比較】

  Pocket WiFi 601ZT Pocket WiFi 603HW Wi-Fi STATION N-01J
サイズ 約130mm×55mm×12.6mm 約130mm×53mm×
14.2mm
約111mm×62mm×13.3mm
ディスプレイ 1.2インチ単色 2.4インチカラー 2.4インチカラー
重さ 約128g 約135g 約110g
バッテリー容量 2,000mAh 2,400mAh 2,500mAh
接続可能台数 最大10台 最大14台 最大16台
通信速度 [FDD-LTE]下り最大112.5Mbps/上り最大37.5Mbps
[AXGP]下り最大110Mbps/上り最大10Mbps
※無線LAN接続時は下り最大67Mbps程度
[FDD-LTE]下り最大350Mbps / 上り最大37.5Mbps
[AXGP+TDD-LTE]下り最大612Mbps / 上り最大13Mbps
LTE(受信200Mbps/送信50Mbps)
PREMIUM 4G(受信788Mbps/送信50Mbps)
カラーバリエーション ホワイト/ブルー/ピンク ブラック/ホワイト ホワイト

やはりPocket WiFi 601ZTのサイズのコンパクトさは秀でています。
しかし、それ以外のスペックについてはこれといって優れている部分はありません。

また通信速度に関してはかなり見劣りするのがお分かりいただけると思います。その他のスペックを含めても、NTTdocomoのWi-Fi STATION N-01Jが頭一つ抜きんでています。

このように、スペックでPocket WiFi 601ZTを選ぶシーンというのは考えられません。このことからも、Pocket WiFi 601ZTが選ばれるのはそのデザイン性の高さであり、「かわいい」「ちょっとおしゃれ」が好きな女性をターゲットにしていることが明白ですね。

まとめ

ルーターそのもののスペックはあまり重視せず、利用シーンやシチュエーションを重視する場合はこのPocket WiFi 601ZTはベストな選択です。他の武骨なデザインのルーターとは一線を画し、カフェのテーブル上に置いてもそれなりに映えることは間違いありません。

そもそもスペックを重視するユーザー層はこのルーターを選ばないでしょう。
それだけターゲットをしっかりと絞り込み、ピンポイントで訴求するコンセプトのしっかりした製品であるといえます。

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