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ダークファイバー回線とは?NURO光やauひかりが速い理由を徹底解説

ダークファイバーを利用した光回線が人気です。
ダークファイバー回線はとにかく高速、時間帯を問わず安定していると評判

今回はダークファイバー回線とは何か?、ダークファイバーを使ったサービスの比較、その特長を徹底解説します。

ダークファイバーって何?高速な理由を徹底解説

ここで、そもそもダークファイバーとか何なのかについて解説しておきます。
(ご存知の方はこの項目を飛ばしてOKです!)

ダークファイバーとはNTTが保有している光ファイバーのうち、利用されていない部分を指します。

光ファイバーはその仕組み上、光信号を使って通信を行いますが、使われていない回線はその光信号が通っていないため「暗い」すなわちダークな状態であるということから名付けられました。

光回線が普及をし始めた1990年代、NTTはこの先の需要拡大を見越して全国に大規模な光ファイバー網を敷設しました。
しかし、伝送技術の急速な発展などにより1本の光ファイバーで送受信できるデータ量が大幅に増加し、地域によっては光ファイバーが「余ってしまう」状態になりました。

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さらに総務省の指導で他の民間企業へ光ファイバーを開放することが義務付けられたため、敷設した光回線を自社以外の民間企業へ貸し出す「心線貸しサービス」が生まれたのです。

この「心線貸しサービス」に使われるのがNTTのダークファイバーであり、ダークファイバーを借りて光回線事業を展開しているのが前述のNURO光やauひかりです。
他の携帯キャリアのコラボ回線(ドコモ光、ソフトバンク光)は残念ながらダークファイバーではないので注意です。

ダークファイバー回線を利用した光回線サービスの料金比較

では、ダークファイバー回線2社の月額料金を比較してみましょう。

【NURO光とauひかりの比較】

NURO光auひかり
初期費用3300円3300円
工事費実質無料実質無料
月額料金5043円【戸建】
4400円
【マンション】
3190円
キャッシュバック45000円20000円5000円
月額実質料金3168円3844円3051円
契約年数2年3年2年
解約手数料10450円16500円10450円
その他割引なしauスマホ
月額料金1人最大1100円引

NURO光の特徴

NURO光公式サイト

月額料金はNURO光が5043円と高く見えますが、多額のキャッシュバックによる実質値引きで月額実質3180円と低料金です。

NURO光にはマンションプランもありますが、こちらはすでにマンションにNURO光が来ている事が条件
提供エリアは関東や関西を中心とした大都市圏がメイン。
マンションプランはマンション内での利用者数により料金が代わり2780~2090円の間で変動します。
プロバイダ一体型なのでわずらわしさがありません。
当サイト鉄板のイチオシ!

auひかりの特徴

NURO光より提供エリアが広いダークファイバー回線。地方の方にもおすすめです。
au契約者はスマホ代が一人最大1000円引きになりますが、回線速度が高速な上にそもそも安いのでauではない方にも人気。

auひかり(GMOとくとく)公式サイト

特にGMOとくとくBBのauひかりはキャッシュバック額による実質値引きがあり、戸建てなら月額実質3844円、マンションは3051円と非常に安いです。
3051円というのはポケットWiFiと同等の月額料金でリーズナブル。

参考【ポケットWiFiと光回線の比較】どっちがおすすめか徹底解説!

以上2社が一般ユーザーでも契約できるダークファイバー回線です。
法人(事業者)向けも合わせるともう少し増えますが、ここでは割愛いたします。

auユーザーならauひかり一択。
NURO光は対応エリアが狭いので地方在住の方はauユーザーでなくてもauひかりでも月額3000円台と十分に安いです。

ダークファイバー回線とフレッツ光を比較するとどうなのか?

光回線において国内トップクラスのユーザー数を誇るのがNTTのフレッツ光です。

全国津々浦々までサービス対象エリアとなっており、エリア内であれば一部の例外を除いてほぼすべてのマンションや一軒家で契約できます。

またNTTは多数の工事業者を抱えているため申し込みから工事までの期間も短く、ユーザーサポートも大規模なコールセンターを設け対応しています。あまり光回線に詳しくないユーザーでも安心して申し込みができるでしょう。

ただし、ユーザー数が圧倒的に多いため混雑度も高く、ダークファイバー回線と比較すると回線速度が遅い傾向にあります。
特に19時~23時付近の混雑度が激しいと言われています。

このようにエリアの広さを賞賛する声がある一方、速度については不満を持つユーザーが多いのもフレッツ光の特徴です。

ダークファイバー回線のメリットとデメリットを検証する

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ダークファイバーは他の用途に使用していない光回線であるため、利用者は契約ユーザーだけ。
しかも、利用者がまだ多くないため回線のキャパシティーに余裕があり、快適なネット環境を実現可能です。

この先ユーザーが激増すれば混雑し快適さが失われる可能性もありますが、現時点では極めて高速なデータ通信ができます。
この点がダークファイバー回線の大きなメリットです。

一方のデメリットは、NTTと事業者間での心線貸しが非常に複雑であることから、サービス提供エリアの拡大に時間がかかるということが挙げられます。

NURO光とauひかりは提供エリアが限られており、また提供エリア内だったとしても建物の構造などの都合によりダークファイバーを利用できないケースもあります。

従って、希望したユーザーがすべて使えるサービスではないのです。

ダークファイバー回線のTwitterでの口コミを見てみましょう。

このようにダークファイバーは速い(=快適である)という声が大勢を占めています。

 

ダークファイバー回線と光コラボレーションとの違い

ダークファイバー回線と似たようなサービスに光コラボレーションがあります。

ドコモ光やソフトバンク光、OCN光などが有名ですが、その他にも大小合わせて600以上の事業者が光コラボレーションを行っています。

未使用の光ファイバーを使うダークファイバー回線と異なり、光コラボレーションで使うのは使用中の光ファイバーです。
つまり、フレッツ光で使用している回線を借りてサービスを提供するというビジネスモデルになります。

光コラボレーションでは事業者が独自にサービスを付加して提供することが多く、携帯電話料金の割引やネットコンテンツの見放題などを付加してユーザーを囲い込むことができます。
ユーザー視点で考えると、「欲しいサービスに光回線がおまけでついてきた」というような感覚になります。

光コラボレーションはフレッツ光と同じ光ファイバー網を利用しているため、フレッツ光と同様に遅くなる時間帯があり得ます。
ここ数年光コラボレーションのユーザー数が激増しているため、速度の遅さは当分解消されないのではないかと思われます。

ただし、利用料金は安いというのが大きなメリットです。
各種サービスの割引と合わせてインターネット通信やネットコンテンツにかかるコストが大きく削減できます。

意見もさまざまで、コストパフォーマンスの高さに言及している方もいればフレッツと同じように速度の遅さに困惑している方もいるようです。

価格的なメリットは大きいため、速度をやや犠牲にしても良いユーザー向けと言えるのではないでしょうか。

ダークファイバー回線と電力系光回線との違い

一般ユーザーが利用できる光回線として電力系の事業者が提供しているサービスがあります。

NTTと同様に東京電力や中国電力といった地域電力会社は独自に光ファイバー網を構築しており、主に事業用途で利用しています。

その光ファイバー網を他社に開放して一般ユーザー向けのサービスを行っています。

例えば中部電力管轄なら中部テレコミュニケーションの「コミュファ光」、四国電力管轄ならST Netの「Pikara」といったサービス名で提供しています。

この電力系光回線ですが、仕組み的にはダークファイバーと非常に似ています。
速度がかなり速いというのもダークファイバー回線と同じであり、提供エリア内での人気は高めです。

ダークファイバーとの違いでいうと、提供している事業者はすべて電力会社のグループ企業であり、光ファイバー網を他社に開放しているわけではないということ。
この点においてダークファイバー回線とは異なるカテゴリーになっているといえます。

ただし、北海道や関東などは電力系光回線サービスがありません。
関東は東京電力がTEPCO光というサービスを提供していましたが、現在は、TEPCO光という名前だけは継承し、内容はフレッツ光を利用したものになっています。
光コラボレーションですから、高速が期待できるわけではありません。

参考TEPCOひかり(Wikipedia)

Twitterではやはり速いという声が圧倒的です。提供エリア内にいる方は電力系光回線も有力な選択肢ではないでしょうか。

参考電力系光回線は高速!

ダークファイバー回線は速度に圧倒的なアドバンテージ

ダークファイバー回線は通信速度の速さに大きなアドバンテージがあります。

フレッツ光や光コラボレーションと比べると明らかに速いという声が圧倒的。
さらにauひかりであればGMOとくとくBB経由で申し込むことで料金的なメリットもあります。

提供エリアにやや制限がありますが、エリア内のユーザーでネット環境の見直しを考えている方はこの機会にぜひauひかりを検討してみましょう。

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こーいち

こーいち

元外資系ITキャリア勤務。PtoP高速データ通信事業の事業戦略を担当。その後某格安SIMのセールスエンジニア、某光回線のサポートセンターオペレーターとして勤務。無線通信回線、固定回線共に精通。 2015年からフリーランス。テレワークで仕事をしていることもあり、ポケットWiFiは手放せない存在です。

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