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リモートワークに最適なポケットWiFiの活用方法と注意点

リモートワークにはセキュリティへの十分な配慮が求められます。
その点、ポケットWiFiはリモートワークに求められるセキュリティ環境をクリアするベストな端末です。

今回は、リモートワークに欠かせないポケットWiFiの注意点、コスト、更にはおすすめ端末を詳しく解説します。

リモートワークで使うWiFiは高いセキュリティが必須

リモートワークを行う際、最も注意しなければならないのはセキュリティ。
無料WiFiのようなセキュリティの甘い通信ネットワークを使うのは当然NGです。

また、プライベート利用のパソコンを同じネットワークで使うと悪質なマルウェアに感染する可能性もあります。
従って、リモートワークではポケットWiFiのような「仕事でしか使わない」専用のネットワーク回線を使うのがベストです。

リモートワークにおすすめのポケットWiFi3選

ポケットWiFiにもいつくか種類がありますが、手軽さや価格などの観点からリモートワークに適したおすすめのポケットWiFiは、THE WiFi、GMOとくとくBB、縛りなしWiFiの3つです。
それぞれの特長をまとめてみました。

THE WiFi GMOとくとくBB
(ギガ放題プラン)
縛りなしWiFi
(縛りなしプラン)
料金
通信エリア
通信速度
通信制限
契約期間
決済方法
法人利用

料金の比較

縛りなしWiFi3,000円/月~(プランによって異なる)、THE WiFi3,480円/月と非常に安い料金で利用できます。

特に縛りなしWiFiは初期費用も無料であるため3社の中では最もコストパフォーマンスに優れたサービスと言えるでしょう。

参考縛りなしWiFiはメリットだらけのポケットwifiレンタルサービスだ!

名前の通り、契約の縛りがなく極端な話一ヵ月でやめても違約金ゼロです。

GMOとくとくBBはキャッシュバック分を考慮すれば他3社とさほど違いはありません(3200円/月程度)が、キャッシュバックの手続きの煩雑さがネックとなります。

通信エリアの比較

THE WiFiドコモ、au、ソフトバンクのLTE網を利用しているため人口カバー率も高く、通信エリアの広さは申し分ありません。
縛りなしWiFiもソフトバンク端末であればLTE網の広さがアドバンテージとなるでしょう。
地方都市でのリモートワークには、THE WiFiか縛りなしWiFiがおすすめです。

ただし、縛りなしWiFiのWiMAXプラン(3,800円/月)の場合はWiMAX端末を使うためややエリアが狭くなります。

GMOとくとくBBはWiMAX方式で、LTEと比較してややエリアが狭いですが、オプションのハイスピードプラスエリアモード(無制限プランは無料)使うとauのLTE網も使えるため他社と変わらない広さとなります。

通信速度の比較

Speed Wi-Fi NEXT WX06

WiMAX回線のGMOとくとくBBが最速値では優位ですが、実測値ではどの回線も大きな差は無いでしょう。

ネット回線速度の快適性

※あくまで目安

速度に関しては、大量のデータのやりとりがある場合を別とすれば、10Mbps以上出ていればまず問題はないでしょう。

通信制限の比較

THE WiFiはデータ無制限で通信できます。
ただし、「著しくネットワークを占有するレベルの大容量通信をされた場合」のみ速度制限が発生する可能性があります。

GMOとくとくBBも無制限ですが、3日で10GBという速度制限が設けられています。業務上大量のデータをダウンロードした場合などは注意が必要でしょう。

縛りなしWiFiはやや複雑です。
通常プラン(3,300円/月)には2GB/日、ライトプラン(3,000円/月)には20GB/月、WiMAXプラン(3,800円/月)には10GB/3日というように、プランごとに何かしらの制限が設けられています。

リモートワークで大きなデータを扱うのなら、THE WiFiがおすすめです。

契約期間の比較

縛りなしWiFiはそのサービス名の通り契約期間の縛りが無いため、短期利用に適しています。
臨時的なリモートワーク導入にはベストでしょう。もちろん、コストパフォーマンスが高いため中長期利用も可能です。

他2社は2年以上の縛りがあり(THE WiFiは2年、GMOとくとくBBは3年)、解約手数料も高額です。
長期利用が前提となります。

法人利用

3社とも法人専用の窓口を設けており、複数台契約が可能なので企業のリモートワークにも対応しています。

【5つの仕事スタイル別】あなたに最適なポケットWiFiはどれか?

リモートワークをどのような形で導入するかによって、上記3社のうちおすすめのポケットWiFiが異なります。
いくつかのパターンでご紹介しましょう。

1、暫定的・短期的にリモートワークを導入する場合

契約期間の縛りが無い縛りなしWiFi一択です。
数ヵ月の利用で解約しても解約手数料が発生しない、かつ初期費用も0円というのは短期利用の際の大きなメリットとなります。

縛りなしWiFiの公式サイト

参考縛りなしwifi体験談

2、都市部でリモートワークを行う場合

オフィスへの出社がいつでも可能な都市部を中心としたリモートワークを行う場合、GMOとくとくBBもしくは縛りなしWiFIのWiMAXプランがおすすめです。
都市部におけるWiMAXの高速データ通信は魅力です。
業務で使うという前提であれば、速度はできるだけ早い方が効率的です。

GMOとくとくBBwimax2+公式サイト

参考GMOとくとくBBの口コミ体験談

3、地方都市でリモートワークを行う場合

地方でリモートワークを行うならdocomo、au、ソフトバンク、3つのキャリアのエリアを使うTHE WiFiがおすすめです。
エリアが非常に広いので地方都市でも安定して繋がります。

THE WiFi公式サイト

4、Web会議が多い企業の場合

リモートワークの際、頻繁にZOOMなどで会議を行うとかなりのデータ量を消費します。
従ってデータ無制限であることを最優先に考えなければなりません。

このケースではTHE WiFiがベストな選択となります。
特に常時接続でリモートワークを行う場合はすぐに通信制限になってしまうため、制限なく使えるTHE WiFiがおすすめとなります。

5、とにかく安くリモートワークを行いたい

リモートワークにかかるコストを最優先するなら縛りなしWiFiのライトプランがベストです。
3,000円/月はポケットWiFiの中でもダントツにコストパフォーマンスに優れたサービスとなります。

リモートワークを導入する際の3つのポイント

あらたにリモートワークを導入する際、注意すべき点として以下のようなポイントが挙げられます。

労務管理・進捗管理

リモートワークはオフィスへ出向く必要が無いため、いつ始業していつ仕事を終えたかという労務管理が難しくなります。
また、業務の進捗についても見えにくくなるため、何かしらのツールが必要になります。

コミュニケーション

業務を進める上で報連相を含めたコミュニケーションは欠かせません。
しかし、リモートワークになるとフェイスtoフェイスのコミュニケーションが不可能となります。
在宅ワーカー同士でスムーズに連絡を取り合うツールが必要になります。

ITツール

リモートワークの最大のネックとなるのがITツール、すなわちパソコンとインターネット回線です。
業務で使うため、強固なセキュリティ環境が必須となります。

労務管理とコミュニケーションについては、さまざまなアプリを使うことで解決します。

労務管理であればサイボウズなどのクラウド型のツールを、コミュニケーションであればやZOOMなどを使うのがよいでしょう。
(例えばマイクロソフトではセキュアリモートワーク相談窓口を設けて企業からの緊急時のリモートワーク対応相談に乗っています。)

これらのアプリは、ITツールであるパソコンとネット回線が整備されていれば場所を問わず使うことができます。
企業側にそれなりのコストが必要となりますが、業務の仕組みを整備すれば大きな問題にはなりません。

しかし、パソコンとインターネット回線は企業側でしっかりと対応を打ち出さなければなりません。
ポケットWiFiの活用もその一つの手段となります。

リモートワークのセキュリティ対策は安全なWiFi回線の確保が鍵

リモートワークを行うには、セキュリティレベルの高いパソコンとインターネット回線の確保が必要となります。

企業がリモートワークを始める際、パソコンは会社から支給するのが一般的です。
従業員のプライベートなパソコンを使うというのは、スペックが業務基準を満たしていない、あるいはウイルスやアドウェアなどを会社のネットワークに感染させる危険性があるなどの理由でおすすめしません。

一方で、インターネット回線については会社からの指示が特になく、プライベートの回線を使うことが多いのではないでしょうか。
とりわけ緊急的な対策として行う場合においては、インターネット回線の確保までは余裕がないため、ある意味従業員まかせにしてしまうことでしょう。

しかし、これは非常に危険な判断です。

というのも、自宅の光回線(もしくはホームルーター)を使っている家族の場合、家族分も含め複数台のパソコンをLAN環境で使っていることになります。
従って他のPC経由で不正なソフトウェアに感染する可能性があるのです。

また、リモートワークといいつつも、気分転換に近所のカフェなどで作業することもあるでしょう。その際無料WiFiを使う従業員がいてもおかしくはありません。
これは言うまでもなく危険な行為です。

これらセキュリティ面のリスクから総合的に考えると、リモートワークを行う従業員には会社からポケットWiFiを支給するのが最も手軽で最も安心できる対策ということになります。

リモートワークはポケットWiFiの活用が望ましい

ポケットWiFiであれば高速インターネット通信が可能であるためリモートワークでも業務が滞ることなく進むでしょう。
クラウドへのアクセスもweb会議もストレスなく実施できます。

SSIDとパスワードをしっかり管理しておくことで、不正アクセスなどの他者からの悪意ある攻撃も防げます。
WPA2-PSK(AES)やMACアドレスフィルタリングなどのセキュリティ機能を搭載しているポケットWiFiを使えばさらに強固なセキュリティを維持することになるでしょう。

急増するリモートワークのニーズに応えるために、通信各社はリモートワークに適したポケットWiFiをリリースしています。
MVNO大手の日本通信は、2020年3月に短期のリモートワークに対応したポケットWiFiを発売開始しました。

日本通信のサービスは、LTE対応のポケットWiFi+7GBプリペイドSIMのセット価格で月額4,980円から利用可能。
プリペイド型であるため、企業側の経費管理も容易です。

短い準備期間でリモートワークを導入する際には非常に有効なサービスでしょう。

また、前述した、契約縛りと初期費用がない縛りなしWiFiのようなポケットWiFiレンタルサービスも使えます。

縛りなしWiFIでは在宅ワークを考えている企業に対して申込フォームで対応(2020.3現在)していますので、複数台の利用も可能です。

リモートワークにポケットWiFiを導入する企業が増えている

従業員にリモートワークをさせる際、セキュアなPCとポケットWiFiを貸すケースが増えつつあります。
リモートワークの際のセキュリティ確保が企業活動に大きな意味を持つからです。

背景にあるのは、リモートワーク導入企業の増加。
総務省が発表した「テレワークの導入やその効果に関する調査結果」によると、2018年時点でのテレワーク(リモートワーク)導入企業は全体の19.1%となっています。

この数字は年々増加傾向にあり、2020年に入ってからはさらに大きく上向くのではないかと言われています。

実際、経団連の最新の調査によると、会員企業の7割がリモートワークを実施、または実施予定であると回答しています。

リモートワークには、

  • 移動時間や隙間時間を有効に活用できる
  • 労働生産性が向上
  • ワーカーの幸福度が向上
  • 交通費等の経費削減につながる

などのメリットがあり、企業としては積極的に導入していきたい施策ではあります。
しかし、導入に向けたハードルは思いの他高く、二の足を踏む企業も多いのではないでしょうか。

リモートワークでポケットWiFiを導入する際に利用できる助成制度

リモートワークで従業員にポケットWiFiを支給する際、懸案事項となるのがそのコストでしょう。
1台当たり数千円の通信費がかかるため、対象人数が多ければそれなりの負担となります。
あわせて、パソコンも支給するとなればさらに負担は増えることになります。

実は、企業のリモートワーク導入準備にかかるコストについては、さまざまな助成金が適用されます。

厚労省は2020年2月17日~5月31日の間、リモートワークに取り組む企業に助成金を拠出することを決定しています。

参考「時間外労働等改善助成金」新型コロナウイルス感染症対策のためのテレワークコースのご案内

テレワーク用通信機器の導入・運用も対象とされているため、ポケットWiFiは助成対象となります。
(※パソコンは対象外です。電話確認済。)

同様に、東京しごと財団や各自治体などでも助成金の受付を行っています。

まとめ

リモートワーク導入においては、セキュリティを確保した通信環境の構築を企業側が責任をもって行わなければなりません。
VPNやシンクライアントなどのテクノロジーを使うのも大事ですが、緊急の場合はパソコン貸与+ポケットWiFiで当分の間乗り切るのがベストです。

ポケットWiFi活用に際してのコスト負担も条件次第で軽減できますので、この機会に本格的な導入も踏まえて考えてみるのが企業側にもメリットが大きいのではないでしょうか。

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h.katsura

h.katsura

福岡出身のフリーライター。就職を機に上京し人材コンサルタントや外資系ITベンチャー企業に勤務。 20年余の東京生活にピリオドを打ち2015年に福岡へUターンしフリーライターとして活動開始。

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