

ahamoではテザリングが無料です。更に申し込みも不要なのも嬉しいポイント。
ただし20GBが上限なので、テザリング利用なら「大盛りオプション」を追加するのがおすすめです。
「大盛りオプション」とは1,980円/月を追加すると、容量が一気に100GBまで増えるサービスです。
通常20GBのデータ量が5倍の100GBまで使えるため、まさに「大盛り」と言えるでしょう。
今回はahamoの大盛りオプションの詳しい内容と、テザリングにおすすめの理由、注意点を解説します。
ドコモのギガホや他社の大容量プランと比較もしたので、ぜひ最後まで読んでみてください。
ahamoの大盛りオプションはテザリング利用に最適
テザリングとはiPhoneやスマートフォンから電波を出して、他の端末を通信させる機能のことです。
パソコンやタブレットを外出先で利用する場合、テザリングを使えば追加料金なしで快適に通信できます。
テザリングはたくさんの通信を消費するため、できるだけ容量の多いプランを選ぶ必要があります。

ahamoの大盛りオプションなら100GBの大容量なので、テザリングもたっぷり使えます。リモートワークや旅行先で動画を楽しみたい人にも最適です。
なおahamoでは、テザリング利用に通信の制限はありません。別途申し込みも必要なくテザリングを利用できるため、自宅の回線をahamoのテザリングに一本化してもよいでしょう。
ただし上限が100GBなので、月に100GB以上使う人にとっては不向きだと言えます。
100GB以上使う人は楽天モバイルか、ドコモのギガホプレミアが無制限使い放題です。楽天モバイルとギガホプレミアについては、後ほど詳しく解説します。


ahamoの大盛りオプションの料金を簡単に解説
大盛りオプションは、ahamoのプランに追加して使うオプションサービスです。
通常のahamoと、大盛りオプションを付けた場合の違いは以下のようになります。
ahamo+大盛りオプション | ahamo | |
月額料金 | 4,950円 | 2,970円 |
容量 | 100GB | 20GB |
(料金は税込)
大盛りオプションを利用すると、料金はahamoプラン2,970円と1,980円をあわせて4,950円になります。
容量は20GBに加え80GBが追加され、毎月100GBの大容量です。
550円で1GBずつデータ追加もできますが、大盛りオプションを付けたほうが安くたくさんのデータを使えます。
大盛りオプションは追加したその月から適用するか、翌月から適用するか、申し込み時に選択できるようになっています。
“今月使いすぎて容量が足りない”という場合でも、月の途中から大盛りオプションを追加すれば100GBまで増やせます。
月途中から適用する場合、日割りにはならないので注意しましょう。
オプションの解約予定を設定すると翌月以降は適用されないため、使いたい月だけ追加も可能です。
普段は20GBにしておき、たくさん使いたい月は大盛りオプションで100GBに増やせば効率よく運用できます。

低速でも最大1Mbpsの速度が出る
ahamoは決められたデータ容量を超えると速度が落ちますが、低速でも最大1Mbpsというまあまあの速度が出ます。通常の速度制限とは違い、遅くなるもののそこまで苦にはならない速さです。
メールやLINE、SNSは問題なく利用できますし、画質を落とせば動画も見られます。


通信対戦ゲームやZoom会議などは厳しいですが、容量を消費するツールを使わない人なら特に不便はありません。
低速になるのは、データ容量を使い切ったときです。
ahamoプランの人は20GB、大盛りオプションなら100GBを超えると最大1Mbpsに落ちます。
低速ではデータ容量を消費しないため、制限なしで実質的に使い放題となります。そのため1Mbpsでもストレスなく使える人なら、大盛りオプションは必要ないと言えます。
大盛りオプションを付けるか迷う人は、1Mbpsで耐えられるかで決めるとよいでしょう。
なおahamoでは手動で低速モードに切り替える機能はありません。容量を使い切った場合のみ、自動的に低速に変わります。


ahamoなら5分通話無料も付いてくる
ahamoは追加料金なしで5分通話かけ放題が付いてきます。大盛りオプションを利用しても、変わらずに5分かけ放題です。
国内なら一部の有料ダイヤルを除き、どこにかけても最初の5分は無料です。5分あれば要件のほとんどを伝えられるため、通話料を大幅に節約できます。
5分かけ放題は、他社では有料で提供されることが多いオプションです。
ahamoと似た位置づけであるauのpovo2.0と、ソフトバンクのLINEMOでは、5分かけ放題は別途月額550円(税込)必要です。
本家のドコモでも770円(税込)かかるため、5分かけ放題が無料で使えるのはahamoの大きなメリットと言えるでしょう。
ahamoの大盛りオプションを他社の大容量プランと比較
ahamoの大盛りオプションは100GBですが、他社では無制限のプランを提供している会社もあります。
他社の無制限プランとahamoの大盛りオプションを比較してみました。
ahamo | 楽天モバイル | ドコモ (5Gギガホプレミア) | |
データ上限 | 100GB | 無制限 | 無制限 |
テザリング | 制限なし | 制限なし | 制限なし |
月額(税込) | 4,950円 | 最大3,278円 | 4,928円~ |
通話 | 5分かけ放題 | かけ放題 | 5分かけ放題 770円(税込) |
人口カバー率 | 99% | 96% | 99% |
楽天モバイルは最大3,278円、ドコモの5Gギガホプレミアは4,928円~で、容量の制限はなく無制限です。
料金だけ見るとahamoよりも安くお得なように思えますが、会社によって特徴が違い、どのプランがよいかは人により違います。
使い方によっては割高になる場合や、繋がりにくくてストレスを感じてしまう可能性もあります。
それぞれの会社の特長や注意点を具体的に解説します。自分の使い方に合うか確かめながら読んでみてください。
ドコモは無制限だが割引がないと高くなる
ドコモの5Gギガホプレミアはデータ上限がなく、無制限で4,928円のプランです。
ahamoの大盛りオプションは100GBで4,950円なので、ahamoより安いのにデータは使い放題でとてもお得になっています。
ただしahamoより安くなるのは割引を適用した場合で、割引がないと割高になるので注意してください。
先ほど紹介した5Gギガホプレミア詳しい料金は以下の通りです。
基本料金 | 7,315円 | |
みんなドコモ割 | 2回線目 | -550円 |
3回線目以降 | -1,100円 | |
ドコモ光セット割 | -1,100円 | |
dカード支払い割 | -187円 | |
割引適用後 | 4,928円 |
(全て税込)
ドコモの料金プランは、家族や自宅の回線などでドコモのサービスを使うと、安くなる仕組みになっています。
5ギガホプレミアの割引適用前の料金は7,315円で、家族でドコモを使っている人なら「みんなドコモ割」により2回線目が550円、3回線目以降の人なら1,100円割引されます。
ドコモ光セット割は、家の回線でドコモ光を使っていれば適用される割引です。ホームルーターのhome 5Gでも同様の値引きが受けられ、1,100円安くなります。
さらに支払い方法にdカードを指定していれば187円割引され、全ての値引きが適用されて4,928円となります。
以上のことから、5Gギガホプレミアが4,928円になるのは、以下の3つの条件全てに当てはまる人です。
- みんなドコモ割で3回線目以降である
- 自宅でドコモ光またはhome 5Gを利用している
- dカードでドコモの利用料金を支払っている
上記の条件に1つでも当てはまらない人は、ahamoの大盛りオプションよりも高くなります。
ただ、無制限で使えるのはドコモの大きなメリットなので、100GB以上使いたいかどうかで考えるとよいでしょう。
なお5分かけ放題がahamoでは無料ですが、ドコモでは月額770円(税込)の有料となっています。5分かけ放題が必要な人は、その分料金が加算されることも覚えておいてください。

楽天モバイルはahamoより安いが注意点あり
楽天モバイルは最大3,278円で、データは無制限で使い放題です。さらに専用アプリを使うと通話もかけ放題なので、ahamo大盛りオプションの最大のライバルとも言えます。
詳しい料金は以下のようになっています。
データ量 | 料金(税込) |
~3GB | 1,078円 |
~20GB | 2,178円 |
20GB以上 | 3,278円 |
楽天モバイルは段階製の料金になっており、使ったデータ量ごとに金額が自動的に変わります。
20GBを超えると通信をいくら使っても加算されないため、実質3,278円の使い放題と言えるでしょう。
ahamoの大盛りオプションは4,950円なので、楽天モバイルの方が1,672円も安く、しかも制限がなく使い放題です。
無制限で安く使いたい人には、楽天モバイルのほうがおすすめです。
ただし楽天モバイルは対応エリアに注意してください。
楽天モバイルの人口カバー率は96%となっており、ドコモやahamoの99%よりも少なくなっています。96%なので多くの人はエリア内と考えられますが、地方など一部地域ではまだ楽天回線エリアが来ていない場所もあります。
楽天回線エリアではない地域では、5GB以上使うと最大1Mbpsの低速制限がかかり、快適とは言えない速度に落ちてしまいます。使えなくはないものの、テザリングを利用する人にとっては厳しいでしょう。
参考楽天モバイルのテザリングは無料、無制限!やり方、速度を徹底解説
また楽天モバイルはプラチナバンドと呼ばれる回線を所有していません。プラチナバンドは壁などに遮断されにくい特徴がある電波で、駅や地下などでも繋がりやすくなります。
ahamoはプラチナバンドを持つドコモの回線を使うため、どこにいてもエリア内なら安定した通信ができます。
ですが楽天モバイルはプラチナバンドの割り当てがなく、“エリア内なのに駅や地下で繋がらない”ということが起こりがちになるのです。
ほとんどの場所では快適に使えることが多いですが、通信品質が落ちる可能性もあるので気をつけてください。
通信品質を重視する人は、ahamoやドコモをおすすめします。

ahamoがおすすめなのはこんな人
ahamoの大盛りオプションを他社の無制限プランと比較しました。
ahamoがおすすめなのは以下のような方です。
- 質のよい通信回線をたくさん使いたい人
- 100GBで収まる人
- 楽天回線に不安がある人
- ahamoを使っていて、一時的に容量を増やしたい時がある人
ahamo大盛りオプションの最大のメリットは、品質がよい回線を割引なしでも安く使える点です。
そのため品質重視で、大容量をお得にたっぷり使いたい人におすすめです。
ただ100GBを超えると最大1Mbpsの低速に変わります。100GB以上必要な人は、他社の無制限使い放題のプランを検討しましょう。
参考ahamoの通信制限後の速度は1Mbps!どれくらいの速さなのか
料金面では無制限で3,278円の楽天モバイルが勝っていますが、通信品質には注意が必要です。楽天回線に不安がある人は、ahamoの大盛りオプションなら安心して大容量が使えます。
大盛りオプションは手動で加入と解約が自由にできます。今ahamoを使っていて、特定の月だけ大容量に増やしたい人にも大盛りオプションは最適です。
以上の点を押さえて、ahamoの大盛りオプションが自分に合いそうか考えてみてください。
先行エントリーで2000ポイントもらえるキャンペーン中!
現在ahamoでは、大盛りオプション利用開始の先行キャンペーンを開催しています。
- エントリー期間: 2022年3月23日~2022年6月提供開始まで
- 利用開始期間: 提供開始日(6月予定)~2022年8月1日まで
- 特典:2000ポイント(dポイント・用途・期間限定)
- もらえる時期: 大盛りオプション利用開始月の翌月下旬予定
キャンペーンにエントリー後、2022年8月1日までに大盛りオプションの利用を開始すると2000円分のdポイントがもらえます。6月に大盛りオプションの提供が始まった後、8月1日までに利用開始した人が対象です。
もらえるポイントは期間限定のdポイントで、利用期限は3ヶ月となっています。エントリーが必須なので、忘れないようにしてください。大盛りオプションの1ヶ月分以上のポイントがもらえるため、加入を考えている人は必ず利用しましょう。
ahamoの大盛りオプションなら、高品質で100GBまでたっぷり使えます。まだ迷っている人は、事前エントリーだけでも済ませておくのがおすすめです。
ahamoの大盛りオプションの動画でも解説中
ahamoの大盛りオプションについては動画でもコンパクトに解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
動画では特に楽天モバイルとの比較に焦点を当て、おすすめのケースを考察しています。