ポケットWiFiが使えない時はテザリング!

前回の記事ポケットWiFiとスマートフォンによるテザリングとを比較してみましたが、この両者の差は年々縮まっているようです。

速度的にも価格的にも両者は接近してきており、後はユーザーの使用するエリアや家庭環境(複数台契約)などに左右されることでしょう。

このことはポケットWiFiユーザーにもプラスに働きます。

というもの、ポケットWiFiユーザーもスマートフォンによるテザリングを都合よく使う機会が増えてきたということになるからです。

例えばポケットWiFiの速度制限に引っかかってしまった時やポケットWiFiのエリア外に移動してしまった時、あるいはポケットWiFiのバッテリーが無くなってしまった時。

このような状況ではテザリングを活用することによりポケットWiFiの不便さを回避できるのです。

そこで今回は、普段テザリングを使い慣れていないポケットWiFiユーザーのために、スマートフォンによるテザリングの方法や注意点などについて詳しく解説いたします。

スマートフォンでテザリングする際の申し込み方法

まず、スマートフォンでテザリングを行うための申し込みが必要です。

お手持ちのスマートフォンがどこのキャリアと契約しているかによって手続き方法が異なります。
以下を参考にスマートフォンでテザリングが行えるように申し込みをしてください。

◇ソフトバンクユーザー

ソフトバンクの場合はテザリングがオプション契約となっています。

ソフトバンクのホームページから手持ちのスマートフォンがテザリング対応であるか否かを確認した上で、「My Softbank」から手続きを行ってください。

参考:テザリングオプション(ソフトバンク公式サイト)

テザリングオプション料金は契約プランによって無料~500円(月額)となります。

◇auユーザー

スマートフォン契約がauの場合もテザリングはオプション扱いとなります。

こちらもネット上での手続きやauショップで申し込みが可能です。

参考:テザリングオプション(au公式サイト)

ただし、Androidスマホはすぐにテザリングの利用が可能となるのに対しiPhoneは再起動が必要です。

また、20時以降の申し込みの場合は翌日9時以降の再起動でテザリングが可能となるなど、やや注意が必要となります。

料金はソフトバンクと同じく契約プランによって無料~500円(月額)に設定されています。

◇NTTdocomoユーザー

上記2社と異なり、NTTdocomoの場合は申し込みが不要です。

手持ちのスマートフォン側の設定を行うことですぐにテザリング可能となります。
オプション扱いではないため別途料金が発生することもありません。

このようにテザリングに対するハードルが最も低いのがNTTdocomoです。

◇格安スマホの場合

格安スマホユーザーは事業者によって対応が異なります。

ただし、大手のOCNモバイルONEや楽天モバイル、サブブランドのY!mobileUQモバイルなどメジャーな事業者の多くは無料でテザリングが可能であるため、困ることは無いでしょう。

なお、機種やSIMロックの状況によってはテザリングができないケースもあるので、詳しくは事業者のサイトを確認するようにしてください。

iPhoneでテザリングするには?

■イメージ

では、具体的にiPhoneとノートパソコンをつなげてテザリングする方法をご説明します。
それほど複雑な設定は必要ありませんが、ポケットWiFiと同じくiPhoneの名前やパスワードは外部に見せないよう注意が必要です。

◇iPhone側の操作

まずiPhone側でテザリングが可能となるよう設定を変更する必要があります。

  1. iPhoneのメニューアイコンから「設定」を選びタップします。
  2. 設定画面内の「インターネット共有」を選択してください。
  3. インターネット共有をONにし、「ほかの人の接続を許可」にしてください。

これでiPhone側の操作は完了です。

◇ノートパソコン側の操作

■イメージ

次にノートパソコン側の設定ですが、ポケットWiFi使用時と同じく利用可能なWiFiの中からiPhoneを選択してパスワードを入力するだけです。

パスワードは先程のiPhone画面内に表示されているので、間違えないように打ち込みましょう。

これですべての設定が完了しテザリングによるデータ通信が可能となります。

◇iPhoneとノートパソコンの接続方法は?

この方法でテザリングを行う場合、ノートパソコンとiPhoneをWiFi接続する方法と、USBやライトニングケーブルで接続する方法の2通りがあります。

個人的におすすめなのはUSBかライトニングケーブルでの接続です。

その理由は2つ。

1つ目はiPhone名やパスワード漏れによる「タダ乗り」を防止することができること。
2つ目はiPhoneを充電しながらテザリングができることです。

特に2つ目は重要です。

というのも、テザリングは思った以上にバッテリーを消耗します。

機種によりますが、1時間テザリングすると30%~50%程度バッテリーが減ることもあるほどです。
従って、ノートパソコンから電源を共有しながらテザリングを行える有線接続に利点があると考えています。

なお、近くに人がおらず、複数の電源が確保できる環境であればWiFi接続でも問題ないでしょう。

まとめ

テザリングによるデータ通信の設定は非常に簡単です。

ポケットWiFiと変わらないくらいの手間でノートパソコンと接続することが可能であり、ポケットWiFiが使えない時の代替手段としての価値は高いといえます。

ただし、スマートフォンによるテザリングはバッテリー容量とデータ通信量にくれぐれも注意して行うようにしてください。

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h.katsura

h.katsura

福岡出身のフリーライター。就職を機に上京し人材コンサルタントや外資系ITベンチャー企業に勤務。 20年余の東京生活にピリオドを打ち2015年に福岡へUターンしフリーライターとして活動開始。