SIMフリーのポケットWiFi(モバイルルーター)は格安SIMとセットで購入すべし

コストを抑えてモバイルデータ通信を行う際、候補として真っ先に浮かぶのはSIMフリーのポケットWiFiと格安SIMのセット利用ではないでしょうか。

ランニングコストが圧倒的に安いことから、転居の際の”暫定回線”として、またデータ量が少ないユーザーのメイン回線としてSIMフリー端末は幅広く活用されています。

契約するSIM事業者によっては契約期間の長期縛りもないため、購入時の心理的ハードルも低いと言えるでしょう。

通常のブラウジング程度であれば格安SIMでも十分対応可能です。

もちろん、キャリア回線を利用するので広いエリアでデータ通信が可能です。

どの格安SIMとポケットWiFiを組み合わせるのがベストか?

まずは、おすすめの格安SIMを見てみましょう。

SIMフリーのポケットWiFiであるため、基本的にはどの会社のSIMを利用してもデータ通信は可能です。
もちろんMVNOのSIMも利用できますし、auなどの大手キャリアのSIMも使えます。

ただし、通信エリアの広さから考えるとNTTdocomo系のSIMがベスト

ソフトバンクauもエリアが広いとはいえ、NTTdocomoと比較すると山間部や過疎地での通信に不安が残ります。
一部の都市部でもビル内などはNTTdocomoが強いと言われているため、NTTdocomo系格安SIMから選択するのがおすすめです。

では、NTTdocomo系格安SIMの中で、ポケットWiFi用のデータ通信プランを契約するならどこがよいのでしょうか。
SIMフリーの利用シーンごとにおすすめ候補をご紹介いたします。

ポケットWiFi向けおすすめSIMフリー業者一覧

1、ポケットWiFiの通信クオリティを求めるならIIJmio

NTTdocomo系格安SIMの中でも、通信速度や混雑時のスループットなど通信クオリティの高さに定評のあるIIJmio。

「料金が安いからと言って通信速度が極端に遅い会社はイヤだ」と考えるユーザーから高く支持されています。契約縛りも無く使わなかったデータ量の翌月持ち越しなどもできるため、SIMフリーポケットWiFi利用の際の第一候補と考えてよいでしょう。

特にビジネスユースを前提に考えると、通信クオリティの高さは譲れない条件。
その点IIJmioならばビジネスユースのSIMフリーポケットWiFiにも十分耐えうるだけのクオリティを発揮してくれるはずです。

料金プランは3GB/月、6GB/月、10GB/月の3種類とシンプル。それぞれ月額利用料が900円、1520円、2560円と安いのも魅力ですね。
なお、IIJmioの場合は3日あたり366MB利用で通信規制対象となるのでその点だけご注意ください。

>>IIJmio公式サイト

2、とにかく安くポケットWiFiを使いたいなら【DMMモバイル】

毎月のポケットWiFiのデータ通信量が少なく、そこまで高速通信を求めていない方がランニングコストを安くするならDMMモバイルのデータ通信ライトプランがおすすめです。
最大データ通信速度は200Kbpsに制限されますが、月額440円と破格の安さ。メールやweb閲覧程度であれば問題ないでしょう。

他にも1GBコースが月額480円、3GBでも850円と魅力的な安さ。SIMフリーポケットWiFiを安いランニングコストで運用するにはDMMモバイルが最も適していると言えます。

>>DMMモバイル公式サイト

3、ポケットWiFi経由で動画を見る機会が多いなら【BIGLOBEモバイル】

BIGLOBEモバイルのデータ専用SIMは3ギガプランが月額900円、6ギガプランが月額1450円と、他の格安SIM事業者とあまり変わりません。
しかし、BIGLOBEモバイルにはエンタメフリーオプションがあり、月額980円でyoutubeやAbemaTV、Spotify、GooglePlayMusicなどのデータ通信がカウントフリーとなるオプションを付与できます。

SIMフリーのポケットWiFi経由で動画を見る機会の多いユーザーはBIGLOBEモバイルがベストチョイスです。

>>BIGLOBEモバイル公式サイト

4、ポケットWiFiをどれくらい使うか分からないならOCNモバイルONE

■OCN モバイル ONE公式サイト

wimaxと異なり、SIMフリーのポケットWiFiを選ぶユーザーは「まだポケットWiFiでデータ通信を利用するシーンが確定していない」ユーザーが多いのも事実です。

契約縛りも無く端末代も安いため、例えば引っ越しなどで家にネット環境が無く、「とりあえずポケットWiFiが使える通信環境を作って、その後で自分に合った手段を考えよう」というユーザーもいます。

まだSIMフリーのポケットWiFiの利用シーンがはっきりと決まっていないユーザーには、OCNモバイルONEのデータSIMがおススメです。OCNモバイルONEのデータ通信プランを契約するメリットは、何といってもそのプランの多さ。
利用するデータ量に合わせて全8つの料金コースが用意されています。

そして、「自分がどのくらい利用するのかまだよく分からない」という方向けに、110MB/日というコースも用意。これは1日当たり110MBという上限が設定されたプランであり、毎日少しだけネットを見るという人には最適です。

仮に110MBでは足りないとなった場合、その日だけ「1日使い放題」となるオプションを利用することも可能。

プライベートユースだけでなく、イベント会場など「決まった日に大量のデータ通信が発生するがその他の日は使わない」といったポケットWiFiのビジネスユースにも最適です。
セミナーなどに使う方にもおすすめです。

>>OCN モバイル ONE公式サイト

 


毎日、ヘビーにポケットWiFiを使うのなら、無制限の格安SIMを選ぶべきです。
以下の記事を参考にしてください。

参考:無制限の格安SIMでポケットWiFiを使う

2019年おすすめポケットWiFi(モバイルルーター)

2019年おすすめSIMフリーのポケットWiFiを紹介します。

現在市場で購入できるSIMフリーのポケットWiFiは10種類前後ありますが、半数程度が2015年以前に発売開始されたモデルです。

IT系テクノロジーの進化は日進月歩。モバイル通信に関する技術もすさまじい勢いで進化しています。
従って、今回ご紹介する候補の前提として、発売から2年以内、つまり2016.3以降に発売開始されたモデルに絞ってみました。

おすすめポケットWiFi No.1 【Aterm MR05LN】

下り最大375Mbpsを実現したNEC製のハイスペックなSIMフリーポケットWiFiです。
LTE-Advanedと呼ばれる技術を採用しており、キャリアが利用している2GHz+1.5GHz+800MHzという3つの周波数帯を束ねた高速通信が可能。

また、端末との接続は家電などとの電波干渉が少ない5GHz帯11ac。通信中の寸断などが発生しにくい仕様となっています。

タッチパネル式ディスプレイの操作性も良く、オーソドックスなデザインはビジネス用途にピッタリ。

また、SIMフリーポケットWiFiとしては珍しい2枚のnanoSIMカードを挿入して運用可能なデュアルSIMに対応しており、自動的に2つのSIMを切り替えながら使用することが可能です。

バッテリー容量も2500mAhと普段使いには十分。SIMフリーポケットWiFiの中では突出したスペックを誇る最も信頼性の高い端末であると言えます。

◇主なスペック

WAN側最大通信速度 受信/送信 最大384kbps
SIMスロット nanoSIM×2
バッテリー容量 2500mAh
サイズ 約63(W) × 115(D) × 11(H)mm
重量 約115g

おすすめポケットWiFi No.2【Aterm MP01LN】

同じくNECプラットフォームズ製のSIMフリーポケットWiFi、Aterm MP01LN。

2018.3.1に発売開始された小型軽量のSIMフリーポケットWiFiとして瞬く間にヒット商品となり、多くのユーザーが利用中の機種からこのポケットWiFiへ乗り換えを行いました。

必要最低限の機能を搭載し、手軽さに特化したことで価格も抑えた製品となっています。

本体重量が約71gと軽量でありながら下り最大150Mbps、バッテリー容量1670mAh。

手軽さに特化しているため、苦手な人でも面倒な設定なしですぐに使える点がおすすめの点。
大容量データの送受信を行わない限り日常使いにおけるデメリットはほぼ無いと言ってもいいでしょう。

◇主なスペック

WAN側最大通信速度 受信/最大150Mbps
送信/最大50Mbps
SIMスロット nanoSIM×1
バッテリー容量 1670mAh
サイズ 約50(W)×91(D)×12(H)mm
重量 約71g

おすすめポケットWiFi No. 【HUAWEI Mobile WiFi E5577】

格安スマホ市場で躍進を遂げたHuawei製SIMフリーポケットWiFiです。

何といってもそのコンパクトなサイズは必見。
ポケットに入れて持ち運びできるほど薄く軽い本体ですが、かといって必要な機能を削っているわけではありません。

通信速度こそ下り最大150Mbpsですが、海外キャリアの周波数にもある程度対応しているため国外での利用も可能。

また連続通信12時間を誇る大容量3000mAhバッテリーを搭載しており、長時間の利用でも快適です。価格も非常に安く、1万円を切るプライスタグが付けられています。

なお、使用するSIMが一般的にSIMフリーのポケットWiFiで使われるnanoSIMではなく標準SIMサイズです。
他機種からSIMそのままで乗り換える際にはアダプターなどを使用する必要がある点はご注意ください。◇主なスペック

WAN側最大通信速度 受信/送信 最大150Mbps
SIMスロット 標準SIM×1
バッテリー容量 3000mAh
サイズ 約58×96.8×17.3mm
重量 約112g

おすすめポケットWiFi No.4 富士ソフト製【FS030W】

USBタイプのポケットWiFiを数多く製品化していた富士ソフト。その技術を生かして2016.12.22に発売開始したのがこのFS030Wです。

SIMフリーポケットWiFiの中では比較的大きく重い方ではありますが、NTTdocomo、au、ソフトバンクの3キャリアすべてに対応しているということや大きく見やすいカラー液晶画面など他にはない特徴を持っているのが売りです。

設定ツールをAndroidやiPhoneで操作できるというのもオンリーワンの機能。高評価レビューも多く、初心者でも安心して購入できるSIMフリーのポケットWiFiです。

◇主なスペック

WAN側最大通信速度 受信/最大150Mbps
送信/最大50Mbps
SIMスロット nanoSIM×1
バッテリー容量 3060mAh
サイズ サイズ 約74×74×17.3mm
重量 約128g

まとめ

2019年にSIMフリーのポケットWiFiを購入する際のおすすめ機種及び組み合わせる格安SIMをご紹介しました。
格安SIM事業者は多数ありますが、初めて利用することを想定した場合はこの4社の中から選んでおけば間違いはありません。

特にIIJmioはクオリティの高さで人気です。

>>IIJmio公式サイト

機種説明のところでも述べましたが、SIMフリーのポケットWiFi業界は新機種投入の頻度が低く、機種の入れ替わりがあまり多くない市場です。
「今使っているポケットWiFiがすぐ方落ちになった」などという事態はそうそうありません。

つまり、今回おすすめした機種と格安SIMの組み合わせで長い期間の利用も耐えうるということ。そして利用シーンが変化するごとにプラン変更やSIM変更などで手軽に対応できることを意味します。

SIMフリーポケットWiFi購入で迷っている場合、まずはここで紹介した組み合わせで利用を開始してみてはいかがでしょうか。

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h.katsura

h.katsura

福岡出身のフリーライター。就職を機に上京し人材コンサルタントや外資系ITベンチャー企業に勤務。 20年余の東京生活にピリオドを打ち2015年に福岡へUターンしフリーライターとして活動開始。