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楽天モバイルのポケットWiFiは実質0円!実際に契約して分かった最終結論!

 楽天モバイルがポケットWiFiの発売を開始しました。
Rakuten WiFi Pocket」と名付けられたこのポケットWiFiは、実質0円で利用可能なのが最大の特徴。
そこで今回は「Rakuten WiFi Pocket」の実機レビュー、スペック、料金などを詳しく解説します。

Rakuten WiFi Pocketが届いた!

楽天モバイルのポケットWiFiを実際に契約してみた結果!

参考:楽天モバイル公式サイト

実質0円でいつやめても違約金なし、ポケットWiFi端末の返却不要

楽天モバイルのポケットWiFi「Rakuten WiFi Pocket」の最大の魅力は、実質0円で使える事です。
契約から1年間限定ですが、初期費用も含め年間の維持費が0円。
いつやめても違約金は発生しないので、正直、使わない手はないです。

参考「Rakuten WiFi Pocket」実質0円公式キャンペーン

翌年から2,980円になりますが1年目のいつやめてもOK。
解約金なしでポケットWiFi端末は手元に残ります。
楽天側はおそらく損を覚悟で背水の陣なのでしょう。

もちろん楽天モバイルは携帯分野に新規参入したばかりなのでデメリットは一応あります。
後述しますが無制限で使える楽天エリアが狭く、それ以外だとauのエリア(上限5GB。超過後は1Mbpsの低速)になってしまう事です。
エリアはこんな感じです。

濃ピンク:楽天モバイル 薄ピンク:au :拡大予定エリア

※2021年1月現在

参考楽天モバイルエリアマップ

濃いピンク=楽天エリアは無制限、薄ピンク=auエリアは5GB上限(制限後1Mbps)、紫=今後の予定

  1. 楽天エリア内なら無制限で使える
  2. 楽天エリア外であっても少なくとも5GBまでau回線を実質0円で使える
  3. エリア外で5GBの制限にかかっても1Mbpsとそれ程遅くない
    (環境によるがYotubeの標準画質で視聴可、SNSもメールもできる)
  4. 2年目は月2980円と二千円台
    無制限のWiMAXでさえ最安プロバイダ(GMOとくとくBB)でも実質3000円台半ばなので断トツに安い

ゼロ円(ノーリスク)で試せる&やめてもポケットWiFiの実機は返送の必要なしですからメリットが非常に大きいです。

楽天ポケットWiFi実機

非常にコンパクトなので携帯のギガ不足を補うのに持ち運んでも邪魔になりません。
月末のギガ不足の補給に使うのにもかなりおすすめです。

iphone SEとの比較。コンパクト

楽天モバイルのポケットWiFiにはホワイトとブラックの2色がありますが、少し意表をついてブラックにしました。

正直、白の方が良かったかなと少し後悔。
ちなみに届いたのは申し込んだ翌々日です。

楽天モバイルのポケットWiFiのスペックを他社と比較

※左からRakuten WiFi Pocket、Speed Wi-Fi NEXT W06、U2s。

では、他の主要ポケットWiFiとスペックを比較してみましょう。

Rakuten WiFi PocketSpeed Wi-Fi NEXT W06U2s
最大速度公式記載なし下り1.2Gbps
上り75Mbps
下り150Mbps
上り50Mbps
サイズ94.5 x 61.2 x 17.1mm128x64x11.9mm127x65.7x14.2 mm
重量 約100g約125g151g
同時接続台数10台16台5台
バッテリー容量約3,000mAh3,000mAh3,500mAh
通信方式4GWiMAX、4G4G

まず、サイズが圧倒的に小さく軽いです。
外観も丸っこくてかわいらしく、女性人気も高くなりそうです。
最高速度については、公式の発表がないので、後ほど実測で他社と比較します。

通信規格に欠点があるのが残念なところ

楽天のポケットWiFiの最大のネックは、電波をキャッチするWAN側、電波をデバイスに送るLAN側に欠点がある事です。

まずWAN側(電波をキャッチする側)は4G対応。
料金プランの「Rakuten UN-LIMIT V」は楽天モバイルの4Gと5G網を使うプランですが、ポケットWiFi側が4Gのみであるため、高速大容量の5G通信のメリットを受けることができません。
もちろん4Gでも日常使いに支障はないですが、プランが5GなのにポケットWiFi側が4Gしか対応していないというのは少し寂しいです。

LAN側(電波をデバイスに発信する側)はIEEE802.11(b/g/n)という2世代前の規格。
現在でも問題なく利用できますが、速度がイマイチなのが欠点です。

とはいえ、実質0円で使えるのは大きなメリット。
4Gでどの程度の速度が出るか実測してみましょう。

楽天モバイルと他社のポケットWiFiの速度比較

では、楽天のポケットWiFiの速度を実測してみます。
測定したのは平日17時。

Rakuten WiFi Pocketの実測


28Mbpsと非常に優秀です。
NETFLIXの超高画質(4K)に必要な速度が25Mbps、高画質で最大5Mbpsなので動画視聴も問題ありません。
ちなみに測定地点は楽天エリア内ですから楽天モバイルの速度です。

参考NETFLIXはポケットWiFiで視聴可能?実際に視聴して分かった注意点

他社回線の実測

WiMAX回線のSpeed Wi-Fi NEXT W06

Speed Wi-Fi NEXT W06

Speed Wi-Fi NEXT W06の実測値は、

38Mbpsとこちらも高速です。

こちらのSpeed Wi-Fi NEXT W06はデバイスと有線接続できるのも魅力。


有線で接続してみたところ、


120Mbpsと非常に高速。
速度を求めるならWiMAX一択です。
特に動画やZoom会議などをする方にはやはりWiMAXが安定的です。
WiMAXはUQよりもGMOとくとくBBの方が実質月額料金がリーズナブルでおすすめ。

参考GMOとくとくBB公式サイト

クラウドSIMのU2s

最後にU2sですが、こちらはクラウドSIM。

U2s

その時その時でキャリア回線(ソフトバンク、au、ドコモ)の中から最適な回線を選んで接続します。
ディスプレイがありませんが、ステイタス(ギガの消費量など)はWEB接続してブラウザで見る事ができます。
↓こんな感じです。

U2sの速度の実測値は、

16Mbpsとそこそこの速度が出ました。

【ポケットWiFiの実測値比較表】

端末名実測値
Rakuten WiFi Pocket28Mbps
Speed Wi-Fi NEXT W06WiFi接続:38Mbps
有線接続:120Mbps
U2s16Mbps

WiMAXが速すぎるので他がかすみますが、U2sの16Mbpsも決して遅い速度ではありません。

ネット回線速度の快適性

※あくまで目安

楽天のポケットWiFiの速度はもちろん十分高速。NETFLIX等の動画も問題なく視聴可能です。

使えるのは楽天モバイルのネットワークとauの4G網

ポケットWiFi「Rakuten WiFi Pocket」の回線は楽天モバイル独自の通信ネットワークに加えて、auの4Gネットワークが利用できます。

これは、楽天モバイルがauのネットワークを「借りている」ためであり、楽天モバイル独自のネットワークが全国津々浦々まで整備されるまでは、楽天の圏外ではauを使うことになるでしょう。

楽天モバイルの料金プラン「Rakuten UN-LIMIT V」は、前述のとおり楽天モバイル網であればデータ上限なし(無制限)ですが、au網であれば5GB/月という制限付きとなります。
つまり、au網でデータ通信を行うユーザーは必然的に5GB/月で速度制限が発生してしまうことになります。
5GB超過後は1Mbpsに通信速度が制限されます。
1Mbpsという速度はユーチューブを標準画質で観られる程度で完全に使えないわけではないのが救い。

auエリアでも5GB上限、無料で使えるのですからライトユーザーなら試してみる価値はありです。

楽天、auどちらの回線を使っているかを確認する方法

Rakuten WiFi Pocketは楽天モバイルのエリアの外に行くとau回線に自動的に切り替わります。

前述の通り、auエリアでの上限は5GBですからどちらの回線を使用中かは気になる所です。

具体的な確認方法は幾つかあります。

1、アンドロイド端末の場合はアプリで確認

my 楽天モバイル

「my 楽天モバイル」アプリで確認できます。

■楽天の場合

■パートナー回線(au回線)

2、iPhoneの場合

iPhone版「my 楽天モバイル」では回線の確認ができません。
現実的な方法としては、以下の2つ。

少し手間ですが、「フィールドテストモード」という裏技を使う方法があります。

1、電話アプリを開き「*3001#12345#*」と入力し発信

2、Main MenuからLTEを選び、Serving Cell Infoへ進む

3、その中の項目のfreq_band_indが「3」なら楽天、「18」ならau回線

率直にいって面倒なので公式アプリ「my 楽天モバイル」で確認できるように改善して欲しいですね。

【楽天モバイルのポケットWiFiの設定】SIMカードの設定で間違えないように!

ポケットWiFiが届いた後に、注意する点があります。
楽天モバイルから届くマニュアルは二つあるという事です。

赤い方のマニュアルではなく、白い方のマニュアル(ポケットWiFiが入っいる箱の中にある)を参考にしてください。

赤いマニュアルは楽天モバイルのスマホを前提としているため、SIMをnanoSIMにする事を推奨しています。
しかし、楽天モバイルポケットWiFiに必要なのは、標準SIMなので間違えないようにしてください。

SIMは折り方によって大きさが調節できる

当方は一度、nanoSIM状態にしてしまい無理やり標準SIMの大きさにはめこんでポケットWiFiに入れています。
他には特に問題なく10分ほどで設定完了しました。

ちなみに説明書はオンラインでも閲覧できます。

参考Rakuten WiFi Pocket取扱説明書

【重要】楽天モバイルのポケットWiFiを0円にするための全条件


「Rakuten をWiFi Pocket」を1年間実質0円にするには、キャンペーンの適用を受ける条件を3つクリアしなければなりません。

  1. 「Rakuten WiFi Pocket」と回線契約の「Rakuten UN-LIMIT V」を同時契約
  2.  契約後にアンケート(web上で回答可能)にきちんと回答
  3. 楽天会員であること

まず一つ目は「Rakuten WiFi Pocket」単体で買うだけでは実質0円とならず、必ず回線契約を同時に行う必要があります。

楽天モバイルの場合、料金プランは月額2,980円の「Rakuten UN-LIMIT V」(プラン内容は後述)のみとなりますので、このプランに入ることになります。

「Rakuten UN-LIMIT V」については現在キャンペーンを行っており、1年間0円で使えます。
もちろん契約事務手数料も0円のため、回線契約にかかるコストが0円になるのです。

ただし、このキャンペーンは1人1回しか適用されません。
例えば「既に楽天モバイルのスマートフォンを持っていて、追加でポケットWiFiを契約する」といったケースの場合は2回線目となるので通常料金での契約となります。

参考Rakuten miniレビュー

また、ポケットWiFiの端末代は一括9,073円が定価です。
こちらは「Rakuten WiFi Pocketだれでも0円お試しキャンペーン」が適用されるため今なら1円で購入できます。
その1円についても、2のアンケートに答えることで楽天ポイントとして戻ってきます。

最後に3についてはあらためて言うまでもないですが、楽天モバイルは楽天会員にならなければ利用できません。

「Rakuten WiFi Pocket」が利用できる料金プランは1種類のみ

「Rakuten WiFi Pocket」が加入できるプランは「Rakuten UN-LIMIT V」1種類だけです。
そもそも楽天モバイルには料金プランが一つしかないため当然ですが、他のキャリアにはある段階的なデータ上限を設けたプランなどはありません。
「Rakuten UN-LIMIT V」の基本的なサービス内容は以下の通りです。

初期費用0円
月額費用2,980円
通信データ上限楽天モバイル回線エリアは無制限
au回線エリアは5GB/月
音声通話20円/30秒
ただし専用アプリRakuten Linkを使えば無料
契約期間縛りなし
契約解除料0円

上記表はキャンペーン適用前の価格ですが、それでもかなりお得です。
月額2,980円で契約期間の縛り無しであるため、有料でも契約してもよいというユーザーも一定数いるでしょう。

また、「Rakuten UN-LIMIT V」の1年間0円キャンペーンについては2年目からは表の通り2,980円/月が適用されます。
この際、特に手続きなどは無く自動的に継続となるため、1年で契約を終えたい場合はあらかじめオンラインで手続きを行っておくと良いです。

楽天モバイルのポケットWiFi「Rakuten WiFi Pocket」の評判は?

発売から1か月以上経ち、既にRakuten WiFi Pocketを入手したユーザーもいるようです。
SNSでの評判はおおむね好評であり、何といっても無料で使えるという点に魅力を感じているようです。

ただ、一方で少しネガティブな意見もあるようです。

地域性もあるかと思いますが、マップでエリア内であったとしても楽天モバイル網ではなくau網につながることがあるようです。
そうなると5GB制限になってしまうので注意が必要です。

「Rakuten WiFi Pocket」をおすすめできるユーザーは?

楽天モバイルのポケットWiFi「Rakuten WiFi Pocket」は、以下のようなユーザーにおすすめです。
条件は3つありますが、ひとつでもあてはまれば積極的に契約を検討してよいでしょう。
3つともあてはまるのであればいますぐ契約してもよいくらいです。

参考楽天モバイル公式サイト

1、ポケットWiFiを使う頻度が高いユーザー

楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT V」プランはデータ上限なしの無制限です。
無制限エリアが狭いのがネックですが、エリア内であればこれ以上の選択肢はないでしょう。
(無制限で使うならエリアチェックは必須)

2、スマホのギガの補助に使いたいユーザー

楽天のポケットWiFiはコンパクトで持ち運びに便利です。
スマホと2台持ちしてもストレスにならないのでギガの補助に持ち歩くのもアリでしょう。
仮にauエリアしか対応していなくても5GBまで使えて一年間無料。
低速になっても1Mbpsですからそこそこ使えます。

3、 ポケットWiFiにお金をかけたくないユーザー

ポケットWiFiの通信コストを抑えたいなら、楽天モバイル以上の選択肢はないでしょう。
実質0円で持てるポケットWiFiは楽天モバイルだけです。
1年限定とはいえコストパフォーマンスはかなり高いと言えます。

楽天モバイルのポケットWiFi「Rakuten WiFi Pocket」のまとめ

楽天モバイルのポケットWiFi「Rakuten WiFi Pocket」は、実質0円で使えるという最大のメリットに加え、特定の条件下であればデータ無制限であることや契約期間の縛りが無いことなどもユーザーに好評です。
コストがかからないため、自宅やオフィスが楽天圏内であるか否かの確認も気軽にできます。

いきなりメイン回線として使うのが不安な方は、WiMAXなどと併用してサブのポケットWiFiとして使ってみるのもよいのではないでしょうか。

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ネット回線の学校編集部

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