ポケットWiFiは多くのプロバイダがひしめき、月額料金も、通信容量も多種多様です。
そこで当サイトでは、4つの重要点を徹底比較。初心者にも分かりやすくまとめました。
このポイントを知っておけば、あなたにピッタリのポケットWiFiが必ず見つかります!
ポケットWiFi選びで失敗しない為にはデータによる徹底比較がその第一歩。
初心者や時間のない方でもご自身にピッタリなポケットWiFiが最短で見つかります。
最適なポケットWiFiを選ぶ比較ポイントは4つ!
ポケットWiFi選びには以下の4つのポイントを比較する事が大切です。
ポケットWiFi比較の4つの重要ポイント
- 月額料金(キャンペーン適応後の実質料金は安いか?)
- 通信容量(どのくらい使うと制限がかかるか?)
- 通信速度(やりたい事ができる通信スピードか?)
- 対応エリア(どのくらいの地域に対応しているか?)
これら一つ一つの項目の詳細は後述しますが、まずは具体的な比較表を見てみましょう。
ポケットWiFiの一括比較表
4つの重要比較ポイントをおすすめ順まとめた比較表です。
※画面の幅が小さい場合、表は横にスクロール可能です。
プロバイダ | 評価 | 月額料金 (実質) | 容量 | 通信速度 ※最大 | エリア |
---|---|---|---|---|---|
AiR-WiFi![]() | 18.5点 /20点 | 5.0点![]() 3278円 端末無料レンタル (1年契約) | 4.5点![]() 100GB | 4.0点![]() 150Mbps | 5.0点![]() 3大キャリア 海外利用可 |
MUGEN WiFi![]() | 18.5点 /20点 | 5.0点![]() 3438円 端末無料レンタル (2年契約) | 4.5点![]() 100GB | 4.0点![]() 150Mbps | 5.0点![]() 3大キャリア 海外利用可 |
GMOとくとくBB![]() | 18.5.点 /20点 | 3.5点![]() 3872円 端末月賦込み (3年契約) | 5.0点![]() 無制限 | 5.0点![]() 2.7Gbps | 5.0点![]() WiMAX au5G au4G 4.0点 |
楽天モバイル![]() | 18.5.点 /20点 | 5.0点![]() 1078~3278円 端末実質無料 (縛りなし) | 5.0点![]() 無制限 ※一部5GB上限 | 4.5点![]() 非公表 | 4.0点![]() 楽天モバイル回線 パートナー回線(au) |
UQ WiMAX 2年契約![]() | 18.0点 /20点 | 3.0点![]() 4248円 端末月賦込み (2年契約) | 5.0点![]() 無制限 | 5.0点![]() 2.7Gbps | 5.0点![]() WiMAX au5G au4G |
カシモWiMAX![]() | 18.0点 /20点 | 3.0点![]() 4288円 端末月賦込み (3年契約) | 5.0点![]() 無制限 | 5.0点![]() 2.7Gbps | 5.0点![]() WiMAX au5G au4G |
Broad WiMAX ![]() | 18.0点 /20点 | 3.0点![]() 4399円 端末月賦込み (3年契約) | 5.0点![]() 無制限 | 5.0点![]() 2.7Gbps | 5.0点![]() WiMAX au5G au4G |
BIGLOBE WiMAX ![]() | 18.0点 /20点 | 3.0点![]() 4666円 端末月賦込み (1年契約) | 5.0点![]() 無制限 | 5.0点![]() 2.7Gbps | 5.0点![]() WiMAX au5G au4G |
ワイモバイル![]() | 18.0点 /20点 | 3.0点![]() 5118円 端末月賦込み (縛りなし) | 5.0点![]() 無制限 | 5.0点![]() 838Mbps | 4.0点![]() ソフトバンク |
【三大キャリア回線】 | |||||
NTTドコモ![]() | 17.0点 /20点 | 2.0点![]() 7315円 端末35640円 (縛りなし) | 5.0点![]() 無制限 | 5.0点![]() 4.2Gbps | 5.0点![]() ドコモ |
au![]() | 18.5点 /20点 | 3.5点![]() 4721円 端末22000円 (縛りなし) | 5.0点![]() 無制限 | 5.0点![]() 1.2Gbps | 5.0点![]() WiMAX au5G au4G |
ソフトバンク![]() | 16.0点 /20点 | 3.5点![]() 5280円 端末28800円 (縛りなし) | 3.5点![]() 50GB | 5.0点![]() 838Mbps | 4.0点![]() ソフトバンク |
※すべて税込価格。あくまで参考の料金。公式で必ずチェックしてください。
比較表のとおり、おすすめはAiR-WiFi、Mugen WiFi、GMOとくとくBB、楽天モバイルがが18.5ポイントと高い得点で並んでいます。
Pocket WiFiという名称はソフトバンクの登録商標です。
正式な名称はモバイルWi-Fiルーターと言います。Pocket WiFiという名称が代名詞的に定着しているために本記事では便宜的に「モバイルWi-Fiルーター」を「ポケットWiFi」と呼称しています。
参考:商標・登録商標について(ソフトバンク公式)
【結論】ポケットWiFiを比較した結果おすすめはこの3つ
ポケットWiFiを比較した結果のおすすめは以下の3つです。
それぞれ特徴があるのでご自身にピッタリのものを選びましょう。
月の上限なしで5G対応の高速~WiMAX-GMOとくとくBB
WiMAXは月の上限なしで使い放題。4Gのみならず5Gにも対応しているので非常に高速な通信が可能です。
WiMAXプロバイダの中でもGMOとくとくBBはキャッシュバックがあり月額実質3872円と格安なのでおすすめです。
【WiMAX-GMOとくとくBBのおすすめポイント】
- 月の上限なし
- 高速でハイクオリティな通信
- リーズナブルな月額料金
- 端末無料
- 設置型端末も選べる
月額実質料金(税込) | 3872円 |
端末 | 無料 |
データ通信量 | 上限なし |
通信方式 | WiMAX、au4G、au5G |
契約期間 | 3年 |
使い放題な上に通信速度は最大2.7Gbps。実測ではこれ程の数値は出ませんが通信速度の余力で選ぶならWiMAXのポケットWiFiです。
動画視聴はもちろんZoom会議、オンライン授業など高速な通信環境が必要なシーンで実力を発揮します。
GMOとくとくBBはWiMAXプロバイダの中でも最安級。
キャッシュバックがあり月額料金の実質が3000円台に抑えられます。
端末は無料。ポケットWiFiはもちろんですが、設置型のホームルーターを選ぶこともできます。
参考【GMOとくとくBBレビュー】WiMAXを契約して他社と比較
GMOとくとくBBは東証一部上場のGMOインターネットが運営。オリコン満足度二年連続No.1の実力派で信頼性でも選ばれています。
格安で大容量100GB使える~AiR-WiFi
AiR-WiFiはクラウドSIM方式でソフトバンク、au、ドコモのキャリア回線を利用。格安な月額料金で人気です。
月額料金(税込) | サクっとプラン(U2s):3278円 まるっとプラン(G4):3608円 らくらくプラン(U3):3718円 |
端末 | 無料レンタル |
データ通信量 | 100GB |
通信方式 | クラウドSIM (ソフトバンク、au、ドコモ回線) |
契約期間 | 1年 ※30日のお試し期間あり |
【AiR-WiFiのおすすめポイント】
- 月額料金が安く大容量
- 30日のお試し期間がある
- 契約期間が短い
- 端末は無料レンタル
- 契約縛りを無くする事も可能
AiR-WiFiは月額3278円と格安でありながら100GBたっぷり利用できるのが特徴です。
100GBあればよっぽどのヘビーユーザーでない限り十分な容量でしょう。
例えばNETFLIXの高画質(1時間に最大3GB)なら月33時間、標準画質(1時間に0.7GB)なら月142時間たっぷり楽しめます。
更に30日間のお試し期間があるためポケットWiFiはどんなものか使ってみたい方にもおすすめ。
通信環境は4GのみでWiMAXには及びませんが最大150Mbpsと必要十分です。
NETFLIXの高画質に必要な速度は5Mbps、標準画質は3Mbpsですから日常使いにはかなりの余裕があります。
安さと大容量で選ぶならAiR-WiFiです。
対応エリア内なら無制限で安い~楽天モバイル
楽天モバイルは1078円~無制限の従量課金制。使った分だけ月額料金がかかるのが魅力です。
月額料金(税込) | 3GBまで:1078円 20GBまで:2178円 20GB~無制限:3278円 |
端末 | 実質無料 ※キャンペーン |
データ通信量 | 100GB |
通信回線 | 楽天モバイル パートナー回線(au回線) |
契約期間 | 縛りなし |
【楽天モバイルのおすすめポイント】
- 楽天モバイルエリア内なら無制限
- 従量課金制
- ポケットWiFi端末の実質無料キャンペーン
- 契約縛りなし
楽天モバイルは楽天モバイルエリア内なら無制限で利用できるのが大きな魅力。
楽天モバイルエリアはまだ狭いのですが、人口カバー率は97%と急速に広がっており、首都圏はもちろん地方都市なら対応エリア内の事が多いです。
楽天モバイルエリア外だとパートナー回線(au回線)と接続し5GBまで利用できます。
5GBを超えると1Mbpsに制限されますが、1MbpsあればSNS、メールはもちろんウェブサイト閲覧、YouTubeの標準画質程度なら視聴可能。
従量課金制なので使った分だけ支払えばよいのもメリットです。
契約期間の縛りもないため気軽にやめられるのも利点。ポケットWiFi端末の実質無料キャンペーンを実施中なので試してみる価値アリです。
当サイトでも実際に試してみたので参考にしてみてください。
参考【Rakuten WiFi Pocketレビュー】楽天モバイルのポケットWiFiを他社と比較!
楽天モバイルエリア内なら無制限で使えますから自宅の固定回線の代わりにもなる実力の持ち主です。
※プレゼントキャンペーンの終了に注意してください。
比較ポケットWiFiには4つの方式がある
現在主流のポケットWiFiは大きく分けてWiMAX、クラウドSIM、楽天モバイル、3大キャリア回線の4つがあります。
それぞれ特徴があるので簡単に比較してみましょう。
【WiMAX・クラウドSIM・楽天モバイル・三大キャリア比較表】
月額料金 | 通信速度 | 通信容量 | エリア | |
WiMAX | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 |
クラウドSIM | ◎ | △ | 〇 | 〇 |
楽天モバイル | 〇 | 〇 | ◎ | △ |
三大キャリア回線 | △ | ◎ | 〇 | 〇 |
WiMAX回線の特徴
WiMAXは月の上限なしで利用できるのが最大の特長です。
更に最大速度は2.7Gbpsと光回線(1Gbps)を軽く超えているためハイクオリティな通信が体感できます。
もちろん実測ではこれ程高速な通信速度は出ませんが4Gだけでなく5Gにも対応しているため通信クオリティの高さに定評があります。
WiMAXを運営しているUQはauのグループ会社のためWiMAXのポケットWiFiではWiMAX回線だけでなくau回線も利用できます。
WiMAX回線、au4G、5Gと3つの回線を使うので対応エリアが広いのも大きな魅力です。
月額料金は回線を管理しているUQよりも各プロバイダの方が安いのが特徴。
プロバイダ間の価格競争が激しく月額料金も各社ともしのぎを削っています。
【WiMAX主要プロバイダ料金比較】
WiMAXプロバイダ | 月額実質料金 | 契約年数 |
UQ WiMAX | 4248円 | 2年 |
GMOとくとくBB | 3872円 | 3年 |
カシモWiMAX | 4288円 | 3年 |
Broad WiMAX | 4399円 | 3年 |
BIGLOBE WiMAX | 4666円 | 1年 |
WiMAXはどのプロバイダを選んでもスペックや月の上限などには違いはありません。そのため月額料金の安さで選べばいいだけです。
月の上限なし、クオリティの高い高速回線、対応エリアの広さと三拍子そろったポケットWiFiです。
クラウドSIM方式の特徴
クラウドSIM方式はソフトバンク、au、ドコモの大手キャリア回線の中から最適なものを選んで接続する方式です。
物理的なSIMカードはなく、クラウドサーバー上のSIM情報を参照するのが特徴。
大手キャリア回線を利用するため対応エリアが広く、月額料金が安いのがメリットです。
月の上限は会社やプランによって様々ですが、WiMAXのように使い放題のものはなく、データ量に上限があります。
クラウドSIMに上限があるといっても100GB上限のポケットWiFiが主流ですから、大容量である事に変わりはありません。
通信速度は4Gのみに対応で、そこそこの通信速度が出ます。
通信クオリティではWiMAXにはやや劣りますが、コストパフォーマンスに優れているのが特徴です。
またクラウドSIM方式はポケットWiFiを購入するのではなく無料レンタルが主流です。
【クラウドSIM主要プロバイダ料金比較】
クラウドSIMプロバイダ | 月額実質料金 | 契約年数 |
AiR-WiFi | 100GB:3278円 | 1年 |
MUGEN WiFi | 100GB:3438円 | 2年 |
クラウドWiFi | 100GBプラン:3718円 50GBプラン:2980円 20GBプラン:2580円 | なし |
ゼウスWiFi | 100GBプラン:3726円 40GBプラン:2737円 20GBプラン:1978円 | 2年 |
楽天モバイルのポケットWiFiの特徴
新しいキャリア回線として急速に対応エリアを拡大しているのが楽天モバイルです。
後述する三大キャリアよりも圧倒的に月額料金が安く、0円~最大3278円の従量課金制が魅力です。
1GBまでは0円のため月額料金がかかりません。
楽天モバイルエリア内なら最大無制限で利用可能。エリア外はauから借りているパートナー回線に接続し5GBが上限になりますが5GB使えれば十分の方もいるのではないでしょうか。
無制限エリアの狭さがネックになりますが、無制限エリア内なら大容量、格安のポケットWiFiです。
実質0円でポケットWiFi端末が手に入るキャンペーンを行っています。
三大キャリアのポケットWiFiの特徴
ご自身の利用しているスマホと同じキャリア回線のポケットWiFiを希望する方は多いです。
キャリア回線のポケットWiFiは特に端末代が高すぎるのが残念な点です。
(WiMAXは無料、クラウドSIMは無料レンタル)
キャリア回線 | 月額実質料金 | 端末代 |
NTTドコモ | 無制限:7315円 | 35640円 |
au | 無制限:4721円 | 22000円 |
ソフトバンク | 50GB:5280円 | 28800円 |
NTTドコモはギガホプレミアが無制限で7315円/月。家族割や光回線のセット割が適応されれば4398円/月まで安くなります。
ドコモユーザーならデータプラスというプランがあり月1100円でドコモスマホとポケットWiFiをデータシェア可能。
とはいえポケットWiFi端末が35640円と月々の月賦が重いのが残念な点です。
auのポケットWiFiはグループ会社のUQ WiMAXと同じ回線、同じ仕様。UQ WiMAXやWiMAXプロバイダの方が安いため選択肢には入りません。
auユーザーの方なら現在利用中のスマホとポケットWiFiでデータのシェアができます。
ただし、無制限プランの使い放題MAX 5Gであっても30GBが上限になり、更に端末代もかかりますから魅力に乏しいです。
ソフトバンクは50GBのデータ専用プランがありますが月額5280円と高額な上に端末代の月賦がかかります。
データシェアも他社同様にありますが、30GB上限で1078円/月。ポケットWiFi端末代も別途かかりますからおすすめできません。
WiMAXとクラウドSIMがポケットWiFiの主流
現在のポケットWiFiの主流はWiMAXとクラウドSIMが主流です。どちらも端末代が無料で大容量、格安なのが魅力です。
更に楽天モバイルも対応エリアの広がりと共に人気を増してきました。
キャリア回線はポケットWiFiの端末代金の月賦の支払いがかさむのがネック。
WiMAXやクラウドSIMと比べると魅力に乏しいと言えます。
ポケットWiFiを比較する際の4つの重要ポイント

ポケットWiFiの様々な機種
ポケットWiFiの選び方で重要なのは、端末の比較よりも通信会社の比較です。

様々な通信会社
月額料金、使用できるギガ数、容量、更には速度も最終的には通信会社で決まるからです。
ポケットWiFiの端末の性能よりも契約する通信会社によって決定されるファクターが多いのです。
この事を踏まえて実際に比較するポイントは重要な順に以下の通りです。
- 月額料金
- 容量
- 速度
- 対応エリア
では重要な要素の順に比較していきましょう。
ポケットWiFiの月額料金の比較~実質料金が重要
ポケットWiFiの実質月額料金の相場は端末込みで月3000円台が相場です。
競争がはげしく様々な会社がしのぎを削っています。
月額料金はキャンペーンを適応した実質料金で比較する事が大切です。
月額実質料金の出し方は以下のようになります。
【月額実質料金の計算式】
月額実質料金=月額料金×契約月数+端末代-キャンペーンによる値引き÷契約月
おすすめポケットWiFiの月額実質料金の比較表は以下です。
月額実質 | 容量 | 契約年数 | |
AiR-WiFi | 3278円 | 100GB | 1年 |
MUGEN WiFi | 3438円 | 100GB | 2年 |
GMOとくとくBB | 3872円 | 無制限 | 3年 |
楽天モバイル | 0~3278円 | 無制限 | なし |
これを元にさらに詳しく見ていきましょう。
WiMAXのポケットWiFiはプロバイダが安い
WiMAX回線は、本家UQ WiMAXよりも競合がひしめき合うWiMAXプロバイダの方が安いです。
以下は月の上限なしプランの料金比較です。
【WiMAXプロバイダの月額料金比較表】
月額実質 | 契約年数 | |
UQWiMAX | 4282円 | 2年 |
GMOとくとくBB | 3829円 | 3年 |
BIGLOBE WiMAX | 4666円 | 1年 |
Broad WiMAX | 4399円 | 3年 |
すべて端末代込みです。
GMOとくとくBBがキャッシュバックによる実質値引きで最安なのが分かります。
月の上限がないのに月額4000円を切るためおすすめです。
ポケットWiFi端末も無料で手に入ります。
クラウドSIMのポケットWiFiはコスパが魅力
クラウドSIM系のポケットWiFiは月の上限がありますがコストパフォーマンスに優れているのが特徴です。
また低容量のプランが充実しているのもクラウドSIMのポケットWiFiの魅力です。
月額実質 | 容量 | 契約年数 | |
AiR-WiFi | 3278円 | 100GB | 1年 |
MUGEN WiFi | 3438円 | 100GB | 2年 |
クラウドWiFi | 100GBプラン:3718円 50GBプラン:2980円 20GBプラン:2580円 | 同左 | なし |
クラウドSIMはAiR-WiFi が圧倒的なコスパです。
更にクラウドWiFiは20GB、50GBといった低容量プランがあります。ライトユーザーの方のおすすめのポケットWiFiと言えます。
楽天モバイルは使った分だけ料金がかかる従量課金制
楽天モバイルは使ったデータ量の分だけ月額料金がかかります。
データ量 | 料金(月額) |
0GB~1GB | 0円 |
1GB~3GB | 1078円 |
3GB~20GB | 2178円 |
20GB~無制限 | 3278円 |
基本料金がないので1GBまでなら月額料金がかからないのがメリットです。
更にデータの上限は楽天モバイルエリア内なら無制限ですからポケットWiFiを自宅の固定回線の代わりに使う事も可能です。
対応エリアがまだ十分ではないですがエリア内であれば検討してみましょう。
月額料金とポケットWiFi端末代の関係
【WiMAXのポケットWiFi端末代】
WiMAXの端末代は月賦で月額料金に含まれているため無料としている所が多いです。
例えば、WiMAXの5G対応ポケットWiFi端末「Speed Wi-Fi 5G X11」は21780円です。

Speed Wi-Fi 5G X11
これをWiMAXプロバイダは長期契約の月賦として組み込み端末無料としているのです。
【クラウドのポケットWiFi端末代】
これに対してクラウドSIMのポケットWiFiは無料レンタルが主流。
返却する必要はありますが端末代がかからないため月額料金も安く抑えられます。
レンタルですので何かあった時のために補償プランに入っておくと安心です。(300円~500円/月程度)
【楽天モバイルの端末代】

Rakuten WiFi Pocket 2C
楽天モバイルは端末の実質無料キャンペーンを行っています。
本体価格1円である上に楽天ポイントを5000ポイントもらえます。
更に多くのポケットWiFiプロバイダがキャンペーンによる値引きを行っています。
最初の数か月が無料のキャンペーンやキャッシュバックによる実質値引きなどです。
契約期間と月額料金の関係
基本的にポケットWiFiは契約期間が長いほど割安になります。
主流は2年~3年です。途中解約すると解約金がかかりますがその分、格安でポケットWiFiを利用できます。
クラウドWiFi、楽天モバイルは契約縛りがないのが特徴。
長く使うなら2年、3年といった長期契約の方が安くポケットWiFiを利できます。
短期、またはどれくらい使うか分からない場合は少し割高でも短期契約がおすすめです。
ご自身の利用する年数によって契約するポケットWiFiを選びましょう。
ポイント
- 月額料金は実質で比較する
- ポケットWiFi端末は無料か無料レンタルが主流
- 契約期間は長いほど割安で、短いと割高になる傾向がある
ポケットWiFiの通信容量を比較~どのくらい使うのか?
ポケットWiFiの通信容量は大きいほど高く、少ないほど安くなります。
ご自身の使い方に合ったものを選びましょう。
使い放題ならWiMAXか楽天モバイル
月の上限なしでポケットWiFiを使いたいならWiMAXか楽天モバイルです。
WiMAXの場合は大元のUQよりもプロバイダのGMOとくとくBBの方が安く3872円/月。
楽天モバイルは従量課金制でいくら使っても3278円/月以上にはなりません。
【WiMAXと楽天モバイルの比較】
月額実質 | 通信速度 | エリア | |
WiMAX ※GMOとくとくBB | 3872円 | ◎ | 〇 |
楽天モバイル | 0~最大3278円 | 〇 | △ |
楽天モバイルは対応エリアに問題はありますが、エリア内ならおすすめです。
後述しますが、通信速度の比較ではWiMAXの方が高速。通信速度を重視するならWiMAXを選びましょう。
20GB~100GB程度ならクラウドSIM
20GB~100GB程度まで利用するのならクラウドSIMが安いです。
月の上限はありますが、そもそも使い放題にするほどデータ量は使わない方も多いです。
特にAiR-WiFiは100GBたっぷり利用できて3278円/月と格安です。
またライトユーザーなら20GB、50GBといった低容量プランのあるクラウドWiFiが最適です。
20GBプランが2580円/月、50GBプランが2980円/月とリーズナブル。
100GBプランは3718円とAiR-WiFiより高いですが、その分契約縛りがありません。(AiR-WiFiは1年縛り)
ポイント
- 上限なしでポケットWiFiならWiMAXか楽天モバイル
- 20GB~100GB程度ならクラウドSIM方式がリーズナブル
参考【比較】無制限ポケットWiFiで最もおすすめなのはこれだ!
通信速度の比較~速さで選ぶならWiMAX
ポケットWiFiの通信速度には最大速度と実測平均があります。
- 最大速度ー最良の環境で測定した速度
- 実測ー実際に利用した方々の平均値
最大速度は盛られる傾向がありますから、実測平均の方が通信速度の参考になります。
では実際に表にして比較してみましょう。
【各社の通信速度比較】
最大速度 | 実測平均 | |
■WiMAX | ||
Speed Wi-Fi 5G X11 | 2.7Gbps | 45.61Mbps |
Galaxy 5G mobile Wi-Fi | 2.2Gbps | 62.88Mbps |
■クラウドSIM | ||
AiR-WiFi | 150Mbps | 25.57Mbps |
Mugen WiFi | 150Mbps | 11.03Mbps |
クラウドWiFi | 150Mbps | 22.72Mbps |
■楽天モバイル | ||
Rakuten WiFi Pocket | 非公開 | 21.59Mbps |
※実測平均はみんそく調べ
WiMAXと楽天モバイルは5G対応。クラウドSIMは4Gのみです。
WiMAXの最大速度は2.7Gbps(2700Mbps)と1Gbps程度の光回線を超えていますが、実測でははるかに及びません。
とはいえ、WiMAXの実測平均はクラウドSIMや楽天モバイルのポケットWiFiの2倍程度の速度が出ているのが分かります。
通信速度の速さで選ぶならWiMAXがおすすめ。
どのくらいの通信速度が必要なのか?
ポケットWiFiの通信速度はどれくらい必要なのでしょうか?
目安としては以下の通りです。
推奨速度 | |
■YouTube | |
HD(1080p)画質 | 5Mbps |
HD(720p)画質 | 2.5Mbps |
SD(480p)画質 | 1.1Mbps |
■NETFLIX | |
高画質 | 5Mbps |
標準画質 | 3Mbps |
■Zoom | |
ギャラリービュー | 1.2Mbps |
通信速度の速さを要求される動画コンテンツであってもそれ程の速度を要求されない事が分かります。
ほとんどのポケットWiFiが動画視聴でストレスを感じる事はないでしょう。
Zoomに関しては推奨1.2Mbsとされていますが、余裕を持って10Mbpsは欲しい所です。
ポケットWiFiのように電波で通信する機器は通信速度にムラがあるので安定した通信を行うには余裕を持つ必要があります。
Zoom会議などは相手がいるので迷惑をかけないために通信速度に余力のあるポケットWiFiがおすすめです。

※あくまで目安
10Mbps出ていればほとんどの場合、十分な速度といえます。
ポケットWiFiで厳しいのはFPSなどのオンラインゲーム
ポケットWiFiで快適に楽しむのが難しいのがFPSなどのオンラインゲームです。
FPSとは本人視点ですすめるシューティングゲーム。
こういったゲームはシビアな反応速度が要求されるためポケットWiFiでは厳しいです。
FPSを遊ぶなら光回線がおすすめです。
参考オンラインゲームにおすすめのネット回線!速度の速い光回線
光回線は通信速度、反応速度が十分であるだけでなく、安定性が魅力。
ポケットWiFiは時間や場所などの電波状況に大きく左右されますが、光回線は比較的安定した通信が可能です。
なお、オンラインゲームの中でもまったり遊ぶタイプならポケットWiFiでも楽しめます。
たたし、ソフトのダウンロードやアップデートにデータ容量をかなり消費するので月の上限がないWiMAXや楽天モバイルがおすすめです。
ポイント
- 最高速度と実測平均は大きく異なる
- 通信速度の速さで選ぶならWiMAX
- 動画コンテンツはほとんどのポケットWiFiでストレスなく楽しめる
- FPSなどのオンラインゲームはポケットWiFiでは厳しい
対応エリアの比較~ほぼ心配不要だが楽天モバイルは狭い
ポケットWiFiの対応エリアをザックリと比較表にまとめてみます。
エリア | 4G | 5G | |
WiMAX | 〇 | 〇 | 〇 |
クラウドSIM | 〇 | 〇 | × |
楽天モバイル | △ | 〇 | 〇 |
三大キャリア回線 | 〇 | 〇 | 〇 |
対応エリアについては以前は、WiMAXが狭いとされていました。
現在のWiMAXはWiMAX回線の他にグループ会社のau4G、5Gに対応しており全国津々浦々で繋がります。
楽天モバイルは対応エリアに注意!
ほとんどのポケットWiFiは地方や山間部でも十分に繋がります。
前述のとおり、WiMAXはau回線も利用できますし、クラウドSIMは三大キャリアに接続するため対応エリアが広いです。
唯一対応エリアに問題があるのはサービスを開始してまだ日の浅い楽天モバイルです。
楽天モバイルは現在2つのエリアがあります。
対応回線 | 通信容量 | |
楽天モバイルエリア | 4G、5G | 無制限 |
パートナーエリア (auエリア) | 4Gのみ | 5GB 5GB超過後月末まで最大1Mbps |
楽天モバイルエリア内なら4Gはもちろん5Gにも対応。通信容量は無制限です。
このエリア内なら高速、大容量な通信が可能です。
楽天モバイルエリアは急ピッチで拡大していますが人口カバー率は96%。まだ対応していない地域があるのが実情です。
楽天モバイルエリア外の方はパートナーエリアでパートナー回線に接続します。
こちらは楽天モバイルがauから借りている回線で4Gのみに対応しています。
パートナーエリアの通信容量は5GBが月の上限で5GBを超えると最大1Mbpsに通信制限されます。
楽天モバイルエリア内なら無制限で使えるので楽天モバイルはおすすめですが、エリア外の方は考えた方が良いでしょう。
楽天モバイルエリア外であっても5GB以下しか使わないライトユーザーなら楽天モバイルは選択肢に入ります。
5GにこだわるならクラウドSIMは選択肢に入らない
クラウドSIMは三大キャリアを使うので対応エリアが広いのが魅力ですが4Gのみの対応です。
高速な5Gには対応していないので注意が必要です。
とはいえ、通信速度の項目で述べたとおり、重い動画コンテンツであっても4Gで十分に対応可能です。
また各社とも急速に5Gエリアを拡大していますが、まだ未対応の場所が多いのが現実。
地方なら4Gを主に使う地域も多いため5Gにそれほどこだわる必要もないでしょう。
ポイント
【クラウドSIMとは何か?】
クラウドSIMという用語を始めて知る方の為に解説しいきます。
(ご存じの方はこの項目は飛ばしてください)。
クラウドSIMというのはここ数年出てきた最新技術です。
AiR-WiFi、Mugen WiFi、クラウドWiFiなど様々なプロバイダがクラウドSIMのポケットWiFiを提供しています。
従来のポケットWiFiは通信会社のSIMカードが入っています。

イメージ
SIMカードにある通信会社の情報を参照して、その通信会社の回線を使えるようになります。
クラウドSIMにはSIMカードがありません。
SIM情報はクラウドSIMの大元であるuCloudlink社のサーバーにあり、通信状況に応じて最適な回線と選んで最新システムです。
日本国内なら、ソフトバンク、au、ドコモのプラチナバンドの中から最適なものを選んで接続します。
uCloudlink社は海外の回線とも契約しているので海外でもそのままポケットWiFiを持って行って使用可能なのが魅力。
特別な契約なしで海外にそのまま持っていって使えるので利便性も高いので人気になっているのです。
海外でも利用するならクラウドSIM、楽天モバイル
クラウドSIM方式のポケットWiFiは海外にそのまま持っていって利用できるのが魅力です。
特別な手続きも不要。
長期的な海外への滞在だと割高になりますが、短期の海外旅行なら手間いらずで重宝します。
【クラウドSIMの海外利用】(AiR-WiFiの場合)
1日上限 | 料金/日 | |
アジア、ヨーロッパ、北アメリア | 1GB | 1200円 |
アフリア、南アメリカ、中東 | 1400円 |
AiR-WiFiを例にとりましたが1日の利用可能データ量、料金は提供会社によって異なるので注意してください。
また、楽天モバイルのポケットWiFiも海外利用が可能。
2GBまでは無料でデータ上限に達したら500円/1GBでチャージできます。
万が一の為に初期契約解除のチェックは重要!
ポケットWiFiには無料で契約を解除できる期間が設けてあります。
せっかく届いたのに、
- エリアをチェックしたにも関わらず、エリア外だった
- 繋がりにくい
- 通信がとぎれる
- 全く使えない
などの場合は、初期解約が可能です。
「端末到着日から8日以内に解約の通知をする」というのが一般的ですが、契約したプロバイダで必ずチェックしましょう。
これは、総務省の「改正電気通信事業法令」によるものですから消費者の権利です。
ポイント
- 楽天モバイルは対応エリアのチェックが必須
- クラウドSIM方式は5Gに対応していない
- 海外でも利用するならクラウドSIMか楽天モバイルのポケットWiFi
- 使ってみて電波状況が悪い場合は初期契約解除制度の利用を検討
ポケットWiFi端末の比較~WiMAXがスペックで圧倒
ポケットWiFi端末は最新のものを選べばまず間違いありません。
では実際に比較してみましょう。
【ポケットWiFi主要端末の比較表】
※この表は画面が狭い時、横にスクロールできます。
WiMAX Speed Wi-Fi 5G X11 | AiR-WiFi U2s | Mugen WiFi U3 | 楽天モバイル Rakuten WiFi Pocket 2B | |
■WiMAX | ||||
最大速度 | 上り2.7Gbps 下り183Mbps | 上り150Gbps 下り50Mbps | 上り150Gbps 下り50Mbps | 非公開 |
同時接続台数 | 16台 | 5台 | 10台 | 16台 |
連続通信時間 | 約8時間 | 最大12時間 | 最大12時間 | 最大約10時間 |
通信回線 | WiMAX au4G au5G | 三大キャリア (4Gのみ) | 三大キャリア (4Gのみ) | 楽天4G 楽天5G au4G |
重さ | 約174g | 149g | 125g | 約106g |
端末のスペックではWiMAXのSpeed Wi-Fi 5G X11が圧倒的なのが分かります。

Speed Wi-Fi 5G X11
特に高速で大容量の通信が必要な方はWiMAXのSpeed Wi-Fi 5G X11を選んでおけば間違いありません。
5Gにも対応している上に月の上限なしでネット回線が利用できます。
【Speed Wi-Fi 5G X11の詳しいスペック】
通信速度(最大) | 下り:2.7Gbps 上り:183Mbps |
対応回線 | WiMAX2+・au4G・au5G |
連続通信時間 | 8時間 |
同時接続台数 | 17台 |
バッテリー | 4,000mAh |
大きさ | 約136×68×14.8mm |
重さ | 約174g |
【ポケットWiFiと光回線】メリット・デメリット比較
自宅にネット回線を導入する選択肢は大別して以下の2つです。
- 光回線
- ポケットWiFi
光回線は有線回線、ポケットWiFiは無線回線です。
ポケットWiFiは持ち運びできる端末で無線電波をキャッチし、ネット接続をします。
ポケットWiFiと光回線の比較表
ポケットWiFi (WiMAXの場合) | 光回線 | |
月額料金 | 3000円台前半~中盤 | 戸建て:5000円程度 集合住宅:4000円程度 |
使えるギガ数 | プランによる | 無制限 |
使える場所 | 家、外出先 | 家のみ |
速度(最速) | 150Mbps~1Gbps | 1Gbps~2Gbps |
導入までの日数 | 申し込みから数日 | 申し込みから数週間~1か月 |
工事 | 不要 | 必要 |
ポケットWiFiは格安ですぐ使えますが、通信速度や通信の安定性では光回線にかないません。
ポケットWiFiの最高速度は光回線と良い勝負のように見えますが、通信速度の比較の項目に書いたとおり、実測平均とのへだたりが大きいのが特徴です。
【ポケットWiFiと光回線の実測比較】
実測平均 | |
■ポケットWiFi | |
WiMAX Speed Wi-Fi 5G X11 | 45.61Mbps |
AiR-WiFi | 25.57Mbps |
楽天モバイル Rakuten WiFi Pocket | 21.59Mbps |
■光回線 | |
フレッツ光ネクスト | 269.15Mbps |
NURO光 | 506.35Mbps |
光回線よりポケットWiFiの方が遅いのが分かると思います。
とはいえ重い動画の代表格であるNETFLIXの高画質の再生に必要な通信速度が5MbpsですからポケットWiFiでも十分な余力はあります。
通信の安定性、速度を求めるのなら光回線。それをすこし犠牲にして月額料金の安さをとるのならポケットWiFiがおすすめです。
更にポケットWiFiは外出先でも利用できるので利便性の高さも魅力です。
ポケットWiFiが人気が集中している理由とは?
現在、ポケットWiFiに人気が集まっています。
理由としては、以下の理由があげられます。
テレワークの急増
テレワークを導入する企業が増えています。
zoomによる会議や資料のやり取りにはネット回線は不可欠。
光回線と比較して手軽に、低料金のWiFi環境が整えられるポケットWiFiに注文が集まっています。
オンライン授業の増加
大学から小中高とオンラインで授業をする学校が増えています。
自宅にネット回線のない方は工事不要で申し込めるポケットWiFiが便利。
料金も安く家計にも優しいのが魅力です。