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【無制限WiFiレンタルのリスク】契約する前に注意したい重要ポイント

ポケットWiFiの無制限レンタルサービスが続々登場しています。

ワイモバイルやWiMAXよりも安いランニングコストで人気を集めていますが、一方で契約においては大きなリスクも存在します。
今回はポケットWiFiの無制限レンタルの契約リスクと、そのビジネスモデルについて解説いたします。
※ここから先はあくまで推測です。

無制限WiFiレンタルは実は無制限ではない!?

■どんなときもWiFi

どんなときもWiFi」をはじめとして月間データ無制限を売りにするサービスが人気を博しています。
それらのサービスの一部で「速度が遅い」「つながらない」といった声も聞かれます。

このように予期せぬ通信クオリティの低下が発生するのには理由があります。

実は無制限WiFiレンタル各社は、無制限に使えるといいつつ実は契約しているユーザー全体で一定の上限が決まっているサービスなのです。
ではそのビジネスモデルを詳しく見ていきましょう。

参考無制限ポケットwifiレンタルの落とし穴

無制限WiFiレンタルが利用するクラウドSIMとは?

クラウドSIM

■イメージ

無制限WiFiレンタルがなぜ予期せぬ通信クオリティの低下を招くのかを説明するには、最初にクラウドSIMの仕組みについて軽く理解していく必要があります。
無制限WiFiレンタルの端末は、本体にSIMカードを持たないクラウドSIMと呼ばれる仕組みのものです。

中でも多くの無制限WiFiレンタルが利用しているのはuCloudlink社のクラウドSIMサービスです。

クラウドSIMについてわかりやすく図解すると以下のようになります。

クラウドSIM

クラウドSIM運営会社のuCloudlink社は、国内外の大手キャリアと法人向け大口契約を行い、大量のデータ利用を行えるようにインフラを整えています。
uCloudlink社のクラウドサーバーに何千枚とSIMカードがストックされていると考えればわかりやすいでしょう。

無制限WiFiレンタルのユーザーは、データ通信を行う際uCloudlink社のクラウドサーバーへ接続します。
センターではユーザーの接続状況に応じて最適なSIMカードを自動で割り当て、データ通信を行うという仕組みです。

無制限WiFiレンタルのビジネスモデル

無制限WiFiレンタル各社はuCloudlink社のクラウドSIMと契約し、ユーザーが毎月一定量のデータを利用する権利を買い取っています。
仮にユーザーが10人いたら、10人分で500GBといったように、無制限ではなく上限ありでの契約です。

ではなぜ無制限利用としているのか、ですが、これはユーザーの平均利用データ量が影響しています。
上記で挙げたユーザーが10人という仮定の場合、10人とも毎月大量にデータを消費するような使い方はあまり想定されません。

一例として10人の利用状況が以下のようであったとして話を進めます。

ユーザーの使用ギガ数

実際はこのようにユーザーによってデータ利用量が異なります。
2GBしか使わないユーザーもいれば、100GB以上使うユーザーもいるのです。
ただし、10人を平均すればそれほどでもありません。

このように、無制限WiFiレンタル各社は、ユーザーの利用状況を予測した上でuCloudlink社とデータ利用に関する契約を結んでいるということです。
この時、ある程度のバッファを見込んで契約を行います。

この例でいうと平均29.4GB予測なので合計300GBあれば大丈夫ですが、余裕を見て先述のように10人で500GBという具合になります。

これだけ余裕を見て契約しているので、ユーザーに対しては無制限で使えるという宣伝をしても大丈夫というのがクラウドSIM無制限WiFiの考え方になります。

無制限WiFiレンタルで通信クオリティが低下する理由

ここまで説明すればもうお判りでしょうが、無制限WiFiレンタルの通信クオリティが低下するのは、見込みを大幅に超えたデータ通信が行われた場合です。
つまり、無制限WiFiレンタルの事業者が「ユーザー〇〇人で〇〇GBあれば十分だろう」と予測していたにもかかわらず、何かしらの理由でその上限を超えてしまったというケースです。

この場合、ユーザー一人ひとりのデータ量ではなく、無制限WiFiレンタルを提供している会社と契約しているユーザー全員のデータ量で判断されます。

したがって、当月のデータ使用量の多い少ないにかかわらず、ユーザー全員に影響が出てしまうことになるのです。

無制限WiFiレンタル会社は販売代理店

このように、どんなときもWiFiや限界突破WiFiといった無制限WiFiレンタル各社は、自前のインフラを保有しているわけではなくuCloudlink社の提供するサービスを販売しているにすぎません。
つまり、販売代理店であり、保守・メンテナンスなどのシステム周りはノータッチです。

したがって、仮にシステムトラブルが発生しても無制限WiFiレンタル事業者では即時対応ができず、uCloudlink社の対応を待つということになります。

ポケットWiFiはキャリアとの契約が安心

このように、無制限WiFiレンタルはポケットWiFiをリーズナブルに利用できるというメリットの一方で、ユーザーのトラフィックが想定を超えた際にクオリティが低下する、トラブル時の対応に難があるといったリスクがあります。

こういったリスクを嫌う場合、最もおすすめとなるのは自社インフラでサービスを提供しているWiMAXとなります。
WiMAXのデータ無制限プランであれば、他のユーザーの利用状況に関わらず常に高速データ通信が可能です。

3日で10GBといった速度制限にさえ注意しておけば通信クオリティが低下することもありません。
またUQコミュニケーションズが自前で通信インフラを構築している「通信キャリア」であるため、トラブル対応も早く、ユーザーにストレスを感じさせることはほぼありません。

WiMAXプロバイダ大手のGMOとくとくBBであれば、30000円以上のキャッシュバックを受けることもできます。

参考記事

よりお得に無制限ポケットWiFiを持つことができますので、データ無制限のポケットWiFiを検討しているユーザーの方はぜひご検討ください。

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h.katsura

h.katsura

福岡出身のフリーライター。就職を機に上京し人材コンサルタントや外資系ITベンチャー企業に勤務。 20年余の東京生活にピリオドを打ち2015年に福岡へUターンしフリーライターとして活動開始。

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