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初めての「持ち運びWifi」選び方とテッパンおすすめ2選

契約した持ち運びWiFi。速度の実測も実施

持ち運びWiFiは容量、料金、エリア、速度など比較要因が多く初心者の方には選ぶのが難しいのが現状です。
今回は持ち運びWiFiルーターの選び方、更におすすめをピックアップ!
初めての方でも分かるようにポイントに絞って解説します。

持ち運びWiFiルーターの選び方3つの重要ポイント

Speed Wi-Fi NEXT W06

1、月額料金は税込3000円前後が激戦区

まずは持ち運びWiFiルーターの月額料金を比較です。料金比較表をご覧ください。

【主要持ち運びWiFiルーター比較表】
※画面が狭い場合この表は横にスクロールできます。

 データ容量/月月額実質料金
(税込)
端末代契約年数
■WiMAX回線
GMOとくとくBB
無制限3812円
※キャッシュバック額により変動
無料3年
Broad WiMAX

無制限3931円
無料3年
BIGLOBE WiMAX
無制限4378円 4120円
※キャッシュバック適応
1年
UQ WiMAX 2年契約
無制限4818円
※端末代月賦
(月額に上乗せ済)
2年
■クラウドSIM(ソフトバンク・au・ドコモ回線を使用)
ゼウスWiFi
【20GB】
2178円
【40GB】
2948円
【100GB】
3759円
同左
無料レンタル2年

月額料金の比較のポイントは契約期間です。
おおむね税込月額3000円台に集中しているのが分かると思います。
月額料金は契約期間が長ければその分安くなります。

無制限で安いのはWiMAX回線のGMOとくとくBB。

比較表にはWiMAXの他にクラウドSIMの項目も設けました。
月の上限はありますが格安で人気の持ち運びWiFiです。
クラウドSIMは最新技術でその時々で最適な回線を選んで接続する方式です。

3大キャリアの回線を使うのでエリアの広さと通信の安定性が魅力。

クラウドSIMは月の上限がある代わりにWiMAXのような3日で10GBの制限はありません。

2、持ち運びWiFiの上限ギガ数は無制限がおすすめ

持ち運びWiFiはスマホなどと同じように使えるギガ数が決まっています。
上限に達すると速度制限にかかります。

WiMAX回線が無制限で使えて安いのでおすすめ。
WiMAXは、月のギガ数の上限は無いのですが、例外として3日で10GB以上使うと翌日の夕方6時~深夜2時まで速度制限になります。
ネックはこの速度制限ですがそれ程深刻なものではありません。

【WiMAXの速度制限が深刻ではない理由】

  1. そもそも3日で10GB使うのが大変
  2. 一定時間が経つと速度制限は解除される
  3. 速度制限後の速度が1Mbpsとそれ程遅くない
  4. 即時の速度制限ではなく翌日の速度制限である

3日で10GBに達するには、例えばNETFLIXを標準画質で14時間(1日4.6時間)視聴する必要があります。

参考NETFLIXはポケットWiFiでも快適に視聴可能?

また、速度制限後の1Mbpsは、ネット閲覧やSNS、メール、ユーチューブの標準画質なら視聴可能ですから気づかない方もいるほどです。

更に10GBに達した時点ですぐ速度制限にかかるわけではないのも重要です。
極端な話、数時間の速度制限を覚悟すれば1日100GB使う事も可能。
持ち運びWiFiを始めて選ぶなら無制限のWiMAXがやはりおすすめです。

3、通信エリアをチェック

次に重要なのが通信エリアです。
光回線とは違い持ち運びWiFiは電波でデータのやり取りをするので、通信可能エリアがあります。

WiMAXとクラウドSIMの比較だとクラウドSIMの方がエリアは広いです。
ソフトバンク、au、ドコモの三大キャリアがそのまま通信可能エリアだからです。

他方で、WiMAXも通信エリアが狭いわけではありません。

WiMAXとドコモの通信エリア比較

例として最もエリアが広いドコモとWiMAXを比較してみました。
大きな違いが無い事が分かります。

WiMAXは三大キャリアを使うクラウドSIMよりエリアは少し狭いが、深刻な程ではありません。
以前はWiMAXのエリアの狭さが問題になりましたが、現在は急速なエリアの拡大でキャリ回線と肩を並べたと言っても良いでしょう。

ポイント

  • 地方にお住まいならクラウドSIMの方がエリアは広い
  • WiMAXのエリアはクラウドSIMより狭いが深刻なほど狭くはない

安くておすすめの持ち運びWiFi2選(大容量~無制限)

これまでの比較の結果、安くておすすめの持ち運びWiFiは以下です。

GMOとくとくBB

※キャッシュバック額は月ごとに変動

持ち運びWiFiルーターの無制限プランの安さではここに並ぶところは無いでしょう。
月の料金は4000円程度なのですが、キャッシュバック額が30000前後(月ごとに変動)あるので実質の月額が3812円(税込)になります。
テレワークやオンライン授業にもおすすめ。

GMOとくとくBB公式サイト

WiMAXの持ち運びWiFiの魅力はスピードと安さ。
無制限であっても3日で10ギガの大量通信を場合、速度制限にかかりますが、翌日の18時~翌2時と数時間の制限にとどまり、終わると元の速度に戻ります。

ゼウスWiFi

20GB、40GB、100GBと豊富なプランの中から選べるのがゼウスWiFi。
20GBの低容量のプランは月額実質2178円(税込)と格安。
100GBの大容量プランでも月額実質3759円(税込)とお財布にやさしいです。

ゼウスWiFi公式サイト

動画やゲームを沢山する方や家族で持ち運びWiFiを使う方は100GBプランがおすすめです。

以下当サイトで実機レビューしているので参考にしてください。

参考【ゼウスWiFiの評判】実際に契約して他社比較!

月途中でギガが足りなくなったら追加購入できるシステムも便利です。

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置くだけWiFi・光回線と持ち運びWiFiを比較!

ネット回線には持ち運びWiFiの他に、ソフトバンクエアーに代表される置くだけWiFiと光回線があります。それぞれ何が違うのか?を比較してみましょう。

置くだけWiFiは仕組みは同じだが用途が異なる

持ち運びWiFiルーターの比較対象としてよく挙がるのが置くだけWiFi(ホームルーター)です。
基本的にこの2つの仕組みは同じ。
WiFi電波をキャッチし、WiFiでPCやタブレットとネット接続します。

持ち運びWiFiルーターと置くだけWiFiには以下のような違いがあります。

持ち運びWiFi置くだけWiFi
電源バッテリーコンセント
使用できる場所自宅、外出先自宅のみ
WiFi電波の強さ弱い強い
同時接続台数少ない(5台~16台前後)多い(20~64台前後)

持ち運びWiFiはバッテリーなので外出先でも利用できます。
携帯性に優れていますが、その分、WiFi電波が弱くルーターと接続する端末を近くに置く必要があります。
また同時接続台数も少ないです。

置くだけWiFiはコンセントなので携帯は不可。
その分WiFIの出力が強く広く家の端末をカバーできます。同時接続台数も多め。

WiMAXなら持ち運びWiFiルーターも置くだけWiFiも選べます。
クラウドSIMには持ち運びWiFiルーターしかありません。

外出先でも使いたいなら持ち運びWiFi一択。
沢山の家族で回線を共用するなら置くだけWiFiの方が良いでしょう。

参考置くだけWiFiの1番おすすめはこれだ!実際に使って比較

光回線と持ち運びWiFiルーターの比較

光回線と持ち運びWiFiの違いは以下の通りです。

光回線持ち運びWiFiルーター
通信速度最速1Mbps~2Mbps
※プランによる
最速1.2Mbps
※端末による
データ容量無制限無制限
3日10G使うと数時間の速度制限
月額料金6000円程度3000円前後
同時接続台数最大14台程度
※ルーターによる
最大16台程度
※speed Wi-Fi NEXT W06
導入までの日数1~2週間
※工事の日取りによる
数日

同時接続台数については、ルーターによって大きく異なるのであくまで参考です。
持ち運びWiFiルーターでも同時に複数のデバイスを繋げる事が可能です。

大きく違うのは、データ容量です。
光回線は文字通り使い放題ですが、持ち運びWiFiルーターは短期間に大量通信をすると一定時間低速になります。

持ち運びWiFiルーターの速度を実測してみた結果!

持ち運びWiFiルーターの公式スペックは以下の表の通りです。

【主要持ち運びWiFiルーター比較表】
※画面が狭い場合この表は横にスクロールできます。

 下り最高速度対応回線同時接続台数バッテリー容量サイズ・重さ
■WiMAX
Speed Wi-Fi NEXT WX06

440MbpsWiMAX・au4GLTE16台3,200mAh111×62×13.3mm
127g
Speed Wi-Fi NEXT W06

1237MbpsWiMAX・au4GLTE16台3,000mAh128×64×11.9mm
125g
Speed Wi-Fi NEXT WX05


440MbpsWiMAX・au4GLTE10台3,200mAh111×62×13.3mm
128g
■クラウドSIM
U2s

150Mbps4G5台3,500mAh127×65.7×14.2mm
151g
U3

150Mbps4G10台3,000mAh126×66×10mm
125g
H01

150Mbps4G10台2700mAh126 x 64 x 13mm
130g

WiMAXが高速。
WiMAXは多様な持ち運びWiFi端末の中から好きなものを選べるのが魅力。
中でもSpeed Wi-Fi NEXT W06は最高速度が1237Mbpsと光回線に迫ります。

当サイトのおすすめはこのSpeed Wi-Fi NEXT W06ですが、残念ながら実測ではこんな速度は出ません。

Speed Wi-Fi NEXT W06

持ち運びWiFiルーターの最高速度(公式スペック)と実測には大きなへだたりがあるのです。
当サイトで実測した結果が以下です。

三種類の持ち運びWiFiルーターの速度を実際に測定した結果

【実測した持ち運びWiFiルーター】

端末名回線
Speed Wi-Fi NEXT W06
WiMAX
au4GLTE
H01
クラウドSIM
(ソフトバンク、au、ドコモ)
U2s
クラウドSIM
(ソフトバンク、au、ドコモ)

Speed Wi-Fi NEXT W06はWiMAX。
他はクラウドSIMです。

【速度実測結果】

プロバイダ下り速度上り速度
Speed Wi-Fi NEXT W06
(ハイスピード)
36Mbps10Mbps
Speed Wi-Fi NEXT W06
(ハイスピードエリアプラス)
41Mbps9.9Mbps
H0116Mbps21Mbps
U2s18Mbps7.7Mbps

※金曜日14時~15時にかけて測定

WiMAX回線を使うSpeed Wi-Fi NEXT W06のスピードが圧倒的です。
公式発表の最高速度は1237Mbpsでしたが、36Mbpsは非常に高速だと理解してください。
公式が盛りすぎなのです。
例えば、NETFLIXやアマゾンプライムの高画質に必要な速度は5Mbps。
そう考えると36Mbpsがどれだけ高速か理解しやすでしょう。

このSpeed Wi-Fi NEXT W06という機種は持ち運びWiFiルーターの中でも最高レベル。
ちなみに、Speed Wi-Fi NEXT W06はUSBによる有線接続が可能です。

有線接続の場合は更に高速でした。

下り速度上り速度
 WiMAX有線接続
(ハイスピード)
65Mbps11Mbps
WiMAX有線接続
(ハイスピードエリアプラス)
110Mbps3.8Mbps

有線接続できる持ち運びWiFiは通信が安定するのでZoom会議などの接続に使用するのに向いています。

持ち運びWiFiを実測してみた結論

WiMAX回線の速度が圧倒的です。
クラウドSIMはWiMAXの影に隠れがちですが、十分なパフォーマンスを発揮しました。

ネット回線速度の快適性

※あくまで目安

どの持ち運びWiFiルーターも一定の水準はクリアしていると言えます。

測定場所、時間帯、曜日などによって持ち運びWiFルーターの速度は激しく変動します。
今回はWiMAXが速かったですが、WiMAXが苦手な場所だと他社と逆転する事も十分にあり得ます。

持ち運びWiFiルーターのメリット、デメリット

持ち運びWiFiにはメリットと同時にデメリットも存在します。
一つずつ見ていきましょう。

持ち運びWiFiのメリット

1、インターネットで申し込み。端末が届いたらすぐ使える

持ち運びWiFiルーターの申し込みはオンラインで全て完結します。
パソコンやスマホからインターネットで申し込めば、早い所だと即日発送してくれます。

もちろん光回線のような工事は不要。
簡単な設定で届いたその日から使えます。

段ボールで届いた状態

2、持ち運びに便利でどこでも利用できる

speed Wi-Fi NEXT W06

外出先で使えるのは光回線にない大きなメリットです。
実測はともかくとして、現在の持ち運びWiFiルーターの最高速度は、光回線に迫ります。
光回線がおおむね1Gbpsであるのに対し、WiMAXの最速端末、Speed Wi-Fi NEXT W06の最高速度は 1.2Gbpsと非常に高速です。

3、無制限、大容量プランなら自宅用回線としてもOK

持ち運びWiFiルーターを自宅用として利用する方も増えています。
前述のとおり、速度も高速になり、無制限、大容量のプランも増えてきた為です。

持ち運びWiFiのデメリット

1、基本的に無制限でも速度制限がある!

持ち運びWiFiのデメリットの一つが無制限のものでも例外的な速度制限になるケースがある事です。

WiMAXの持ち運びWiFiは基本的に無制限ですが、特例として3日で10ギガ(短期間で大量の通信)使った場合、翌日の18時頃~翌2時頃まで1Mbpsに速度制限がかかります。
一定時間がすぎるとすぐ元に戻る上に、1Mbpsという速度がそれほど遅くないのが救いです。
1Mbpsは、メールの送信やSNSは可能、ユーチューブも低画質なら視聴できます。
※視聴環境による

2、田舎や山間部に弱い

持ち運びWiFiは有線回線とは違い、電波がカバーしているエリアがあります。
全国をおおむねカバーしていますが、一部、山間部や田舎などではエリアの外になる場合があります。

持ち運びWiFiルーターの比較まとめ

今回は、様々なプロバイダから出ている持ち運びWiFiルーターの比較をしました。
さまざな種類がありますからご自身のライフスタイルに合ったものをじっくりと検討した上で選びましょう。

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ネット回線の学校編集部・ゆういち

元ビジネス書出版社のWEB担当。徹底検証がモットー。 検証のためにWiMAX2台、クラウドSIM3台、楽天モバイルのデバイス2台(スマホとポケットWiFi)、ソフトバンクエアーと8台同時契約している事もあり。 ネット回線・スマホ・ポケットWiFi等の記事を取材、発信。

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